医療ビジネスに殺されるな(3)

病気は、健康! 病気って何だと思います、皆さん? 皆さんが病気と呼ぶ状態は「不都合な症状」のことでしょう? 痛いとか、痒いとか、苦しいとかっていう体感(sense)と感情(feeling)を作り出す体の現象のことですよね? まあ、確かに不都合ですよ。お目当てとのデートの時とかにズルズル鼻水たらしてちゃあ、クールじゃないし、とっても儲(もう)かりそうなビジネスチャンスに高熱出してぶっ倒れたり、大事...

医療ビジネスに殺されるな(2)

ネギ背負ったカモになるな! 医療ビジネスは、医療という偉大な目隠しが付いていても、やっぱり本性はビジネスです。というわけで、その目的は当然ながら金もうけ。OK? これは、アメリカのリアリティー番組「シャーク・タンク(Shark Tank)」を見ていてお勉強したんですが、安い物を大勢の人に売るのが一番手軽にもうかるようです。というわけで、医療ビジネスも、なるべく経費をケチりながら作った薬やワ...

医療ビジネスに殺されるな(1)

エリート嗜好は、薬漬け ある日、私はうちの旦那さんと彼の友人夫婦と、4人でディナーに行きました。 あちらの旦那さん、自分の薬のケースを取り出しながら、うちの旦那さんに聞きました。 「君は、どんな薬を飲んでいるんだい?」 っで、うちの旦那さん「何も」。 そしたら、あちらの旦那さん、ギョッとして、「何で、何も飲んでいないんだ?」と、叱るんですよ。 うちの旦那さん、「僕、病気じゃ...

Gut and Psychology Syndrome 最終...

最終回 昨年、日本人初のGAPSプラクティショナーに公認されてから、さらに多種多様な健康の問題を抱えるクライアントさん達の、生活習慣改善のお手伝いに関るようになり、人間という名前の大自然について深く学ぶ機会に恵まれました。とても感謝しております。そして明確になったのは、「自分の健康は、自分で守る」という事でした。勿論小さなお子さんの場合は、そのご両親が守る事になります。 そんな中で、こ...

Gut and Psychology Syndrome 第十...

第十一回目「GAPS食事治療– 6」 ケース・スタディ2.「アトピー性皮膚炎 –2」 前回の最後に「アトピーという症状は、一種の好転反応であるからです。」書きました。 抗生物質の大量生産が可能になって以来、全ての症状が悪い病気とされ、徹底的に症状自体を抑制してしまう治療が主流となりました。でも、その症状の多くが、実は体毒を浄化する人体の自然な働きによる好転反応なのです。塞き止めら...

Gut and Psychology Syndrome 第十...

第十回目「GAPS食事治療– 5」 ケース・スタディ2.「アトピー性皮膚炎 -1」 私が症状改善に携っているアトピーのケースでとても気になるのが、学習障害、運動機能障害、情緒障害などを併発しているお子さんがほとんどである事です。中にはこういった併発している症状が非常に軽いために、はっきり目に見える形で起こるアトピーに気を取られて、御両親すら気づいていないケースが多々あります。「家の子は...

Gut and Psychology Syndrome 第九...

第九回目「GAPS食事治療 – ケース・スタディ1.「スピーチ・ディレイ」」 今回は、GAPSの症状の一つ「スピーチ・ディレイ」について、私の経験をお話します。 話す時に躊躇する、きちんと発音できない、モゴモゴいう、吃音する、親のいう事への反応が鈍い、(酷い場合は)無反応など、症状は個人差があります。これまでに私が見せて頂いたお子さんは、1歳半から10歳前後です。またいずれのケースも、...

Gut and Psychology Syndrome 第八...

第八回目「GAPS用、食事治療 – 3.」 自閉症に代表される子供達の発達障害、学習障害と情緒障害、躁鬱病、統合失調症、アレルギー、喘息、アトピーなどの皮膚炎、摂食障害、癲癇などのGAPSは、腸の状態が原因ですので、それに適した方法で治さなければなりません。腸内細菌叢の生態が壊され、小腸上皮のシステムが崩れ消化・吸収不良になっている彼らに一番消化しにくい食べ物は、植物性の食物です。そして、壊...

Gut and Psychology Syndrome 第七...

第七回目「GAPS用、食事治療 –2.」 GAPSの患者たちは、大人も子供も同様に多くの栄養素不足が深刻です。この栄養素不足によって、発育不全、機能不全に陥っている状態が、GAPSです。「うちの子は自閉症だけど、何でも食べます。」「うちの子は、好き嫌いが激しくて食べ物の種類が数少ないです。」と色々な状態に見えるのがGAPSです。見た目に食事の習慣が良くても悪くても、彼らの体内では同じように消...

Gut and Psychology Syndrome 第六...

第6回目「GAPS用、食事治療 –1.」 今回から、GAPS患者(大人も子供も含む)のための食事治療について、お話していきます。 先ずは、GFCF(グルテンフリー・カゼインフリー)ダイエットとGAPSについてです。GFCFは、最近ではかなり知名度を上げてきました。グルテンは、穀物、特に小麦、ライ麦、大麦、オート麦に含まれるタンパク質で、カゼインは乳と乳製品に含まれるタンパク質です。 ...