医療ビジネスに殺されるな(13)

Q&A〉恵まれた生活に感謝できない自分を許せない 今号からこのコラムでは、筆者が読者からの健康や美容に関する質問に答える「Q&A」形式で答えていきます。 ◇  ◇  ◇ Q 主人が働いているのでお金も不自由なく、生活に困ることはないのですが、なぜか私の中で満足していません。とても恵まれた生活に心から感謝できない自分を許せません。 A この質問文から感じられるのは、あなたの人生に...

医療ビジネスに殺されるな(12)

あなたはスッピンで闊歩できますか? 私も中学生のころからひどいニキビに悩まされたものです。あんまりひどいので、副腎皮質ステロイド薬を処方されて使用していたことがあります。この薬をつけるとニキビが治るのに、止めるとまたすぐに戻ってくるのを見て、「その薬はおかしい」と母が使用を中止させたのです。今考えると、母もなかなか良い勘だったなあと感謝しています。その後はニキビ用の洗顔フォームやら、フェイシャル...

医療ビジネスに殺されるな(11)

ウンチが詰まると、人生も詰まる! 先日、ワシントン州のバンクーバー市のヒルトンホテルで開催されたGAPS食事療法の公認療法士が集まる国際年次総会でケーススタディーのプレゼンテーションを務めてきました。タイトルは、「GAPS食事療法、統合失調症を治す」です。本当?っと思いましたか? まだ、完治はしていませんが、どんどん、明らかに良くなっています。統合失調症につきものらしい「頭の中でするさまざまな声...

医療ビジネスに殺されるな(10)

いつも勝たなければ気がすまない敗者たち-2 リカルドとの諍(いさか)いを切っ掛けに「闘争・逃走反応」に追い込まれた私は、過去からためてきた怒りの感情がダムを決壊させて流れ出ていたことに、先にわれに返った彼のお陰で気が付いたのでした。それを体感できた私は、それ以来、自分の怒りやイライラの原因を一瞬にして察知できるようになったのです。そしてイライラという自分の感情のエネルギーと、目の前にいる人間との...

医療ビジネスに殺されるな(9)

いつも勝たなければ気がすまない敗者たち-1 ずいぶん昔のことですが、「いつも100%彼女が正しいなんて、変だと思わないかい?」と、私に同意を求めるように、非常に興味深い質問をしてくれたのは、長年の友人、ロイです。私と同い年の彼は、30歳近くも年上の女性、これまた私の友人のマリーと結婚しています。マリーは常に神様を信じていて、「神様は、いつでも私の味方なの」と言っています。そして、ロイが言うように...

医療ビジネスに殺されるな(8)

ブリンク力がない石頭の医者の増加が病気を増やす マルコム・グラッドウェルの『第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』、オリジナルのタイトルは「blink(ブリンク)」を覚えていますか? ご存じない方のために、「ブリンク」とは、この日本語訳本のタイトルにあるように、第一印象で、それが正しいか否か、本物か偽物かを見極める力のことです。どんな職業でも同じですが、その専門分野において、この“ブリン...

医療ビジネスに殺されるな(7)

何で怒っちゃいけないの? 世の中に山のようにあるスピリチュアル系の教えでは、幸せになるためには、「怒っちゃいけない」と言います。でも、人間というのは、何かを経験する前に、こうしちゃいけない、ああしちゃいけないと言われると、ちょっとやってみたくなっちゃうのが常だと思うんですが、いかがでしょう? 小さいころから、泣きわめいたり大声を上げたりしてはいけないと教え込まれて育った人たちは、その当時か...

医療ビジネスに殺されるな(6)

愛ある結婚の勧め―100%健康で幸せな人生のために 最近、私の周りでは、シングルウーマンたちの婚活話が話題に上るんですよ。すてきな人と出会いたいのに、なかなか良いのが現れないとか、婚活サイトの主催したパーティーに行ったけれど、どうもめぼしいのがいなかったとか…。みんな年齢も40代前半から50代前半の、金銭的には十分一人でもやっていけるキャリアウーマンたちです。 その当時、私も一応成功してい...

医療ビジネスに殺されるな(5)

あなたは明日死んでも、後悔しないか? 牧子さんは、「自信がある」「勇気がある」「元気がある」…などと、よく褒められるのですが、実は私は臆病ものですし、結構自信がないんです。何が一番怖いかって、後悔する事です。ましてや、死ぬ間際に「ああすれば、良かった」、「こうすれば、良かった」と、ブツクサ文句を言いながら、この世に未練を残しながら死ぬのは絶対に嫌なんです。事故かなんかで、一瞬にしてあの世に行かれ...

医療ビジネスに殺されるな(4)

足せば足すほど不健康になるサプリメント 先日もね、ランチの席で、「先生、本当にサプリメントは必要ないんですか?」と聞かれたんですよ。もう、本当! 馬鹿みたいに猫も杓子もサプリメント摂ってますよねえ? しかも、とっても手軽に何処ででも手に入っちゃう便利なサプリメントですからねえ…。 サプリメントで病気になる、何とも馬鹿々々しい現実 私が籍を置いている国際GAPS機構プラクティショナー協会のフォ...