Gut and Psychology Syndrome 第六...
第6回目「GAPS用、食事治療 –1.」
今回から、GAPS患者(大人も子供も含む)のための食事治療について、お話していきます。
先ずは、GFCF(グルテンフリー・カゼインフリー)ダイエットとGAPSについてです。GFCFは、最近ではかなり知名度を上げてきました。グルテンは、穀物、特に小麦、ライ麦、大麦、オート麦に含まれるタンパク質で、カゼインは乳と乳製品に含まれるタンパク質です。
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Gut and Psychology Syndrome 第五...
第五回目「罪の意識を超えて」
これまで子供達の急増する自閉症、多動症、注意欠陥障害、喘息、アレルギー、アトピー皮膚炎、うつ病など、GAPSの原因についてお話してきました。聞けば聞くほど、そういったお子さんを持つ御両親は、罪の意識に苛まれたのではないでしょうか?GAPSの原因と治療法を、熱心に研究し一冊の本「Gut and Psychology Syndrome」にまとめたナターシャ・キャンベ...
Gut and Psychology Syndrome 第四...
第四回目「GAPSのテーマは共存」
これまで、このコラムを読んでくださっている読者の皆様は、もうお気づきかと思います。GAPSの根本たる原因は、私たちの腸に寄生する腸内細菌叢の生態系を崩すような生活習慣です。
進化の過程で、神は、生命の中に他の生命が生きづき、助け合って健康を維持できる仕組みを創ったのです。しかしながら、人間としての心の豊かさを学ぶための大切なツールである感性を無視した...
Gut and Psychology Syndrome 第三...
第三回目「基礎知識 2–腸内細菌と免疫システム」
今回は、人間が生まれた時から、どうやって免疫システムを築き上げていくかについてお話します。前回のコラムで説明したように、腸内細菌叢が免疫システムその物であると言っても良いほど、その役割は私たちの健康に不可欠である事を思い出してください。
赤ちゃんは、外敵への抵抗力は0で生まれて来ると、考えれば良いでしょう。生まれてから、徐々にお母さんに...
Gut and Psychology Syndrome 第二...
第二回目「基礎知識 – 上在菌と腸内細菌」
GAPS( 腸心理症候群 )を理解することは、そう簡単ではありません。特に日本人は、野菜中心の食事が良いという思想が強いので、心理的に受け入れることのが大変だと思います。そして残念なことに、日本食に典型的なでんぷん類、糖質類と食物繊維(穀類、豆類、芋類)を大量に取り入れる食事の仕方が、GAPS症状の急増を助長しているのは紛れもない事実です。
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