まっすぐに生きる、心の姿勢 第七回目「退行前世療法との出会い...
前回からの続きです。
私と父がやっぱり親子だった前世は、16世紀辺りの日本でした。父は名高い剣士で、私はその息子でした。父は私に剣で一番になる事を徹底して教えるのです。「二番じゃあ駄目だ、一番でなくては。」 言い回し、声の響き、そして言葉の周りにある雰囲気も、私が子供の時から散々言われて来た物と、ピッタリ同じでした。勿論、剣の世界ならニ番だと一番に殺されてしまう可能性があ...
まっすぐに生きる、心の姿勢 第六回目「退行前世療法との出会い...
私が退行前世療法に興味を持ったのは、私の父がきっかけでした。
ニューヨークに移住してから無我夢中で自分のやりたい事を追ってきた私は、ふと自分の人生を振り返る必要性 =人生の壁にぶつかったのです。それは私の心の奥底に仕舞ってあった、父に対する何ともスッキリしない思いでした。彼の方も、気にしてくれてはいても自分から電話をかける事はなく、母にそれとなくサインを出すのです。「牧は...
まっすぐに生きる、心の姿勢 第五回目 心の姿勢を正す「新年の...
明けまして、おめでとう御座います。皆様にとって、2013年が素敵な年でありますように。日本語では抱負、英語ではresolution。何処の国であっても人間というのは、ある未来に向かう時の始まりを重んじる習性があるようです。新しい何かの節目に、心の姿勢を正すわけです。
私はある時から、抱負と言うのは自分で定めるわけではなく、棚から牡丹餅のように自然と落ちてくる物なのだと思う...
まっすぐに生きる、心の姿勢 第四回目 エゴが作られる心のメカ...
11月号からの続きです。
エゴの発祥は私たちの意識が塵として地球に降立った時、物質的存在の始まりにまで遡ります。10月号で御紹介したビッグバン以来の地球の始まりに端を発します。つまり今世での親子関係のみで、エゴが作られるのではないという事です。私達は自分のエゴを学ぶために必要なフィールドとしての両親を、自分で選んで生まれてきます。多くの場合それは、今の人間の意識下ではすっ...
まっすぐに生きる、心の姿勢 第三回目 エゴが作られる心のメカ...
今回は、前2回を通してご紹介した退行前世療法を通して浄化する、心の問題「エゴ」について、学んでみましょう。
「エゴ」とは何か?単に自己中心的であるとか、我侭であるといった事ではありません。エゴとは、自分は愛される人間なのか?価値のある人間なのか?といった人生における不安です。ミルナ・マティーンというカナダのセラピストの、何時、どのようにして私たちの心の中にこういった不安が...