Gut and Psychology Syndrome 第九...
第九回目「GAPS食事治療 – ケース・スタディ1.「スピーチ・ディレイ」」
今回は、GAPSの症状の一つ「スピーチ・ディレイ」について、私の経験をお話します。
話す時に躊躇する、きちんと発音できない、モゴモゴいう、吃音する、親のいう事への反応が鈍い、(酷い場合は)無反応など、症状は個人差があります。これまでに私が見せて頂いたお子さんは、1歳半から10歳前後です。またいずれのケースも、...
Gut and Psychology Syndrome 第八...
第八回目「GAPS用、食事治療 – 3.」
自閉症に代表される子供達の発達障害、学習障害と情緒障害、躁鬱病、統合失調症、アレルギー、喘息、アトピーなどの皮膚炎、摂食障害、癲癇などのGAPSは、腸の状態が原因ですので、それに適した方法で治さなければなりません。腸内細菌叢の生態が壊され、小腸上皮のシステムが崩れ消化・吸収不良になっている彼らに一番消化しにくい食べ物は、植物性の食物です。そして、壊...
Gut and Psychology Syndrome 第七...
第七回目「GAPS用、食事治療 –2.」
GAPSの患者たちは、大人も子供も同様に多くの栄養素不足が深刻です。この栄養素不足によって、発育不全、機能不全に陥っている状態が、GAPSです。「うちの子は自閉症だけど、何でも食べます。」「うちの子は、好き嫌いが激しくて食べ物の種類が数少ないです。」と色々な状態に見えるのがGAPSです。見た目に食事の習慣が良くても悪くても、彼らの体内では同じように消...
Gut and Psychology Syndrome 第六...
第6回目「GAPS用、食事治療 –1.」
今回から、GAPS患者(大人も子供も含む)のための食事治療について、お話していきます。
先ずは、GFCF(グルテンフリー・カゼインフリー)ダイエットとGAPSについてです。GFCFは、最近ではかなり知名度を上げてきました。グルテンは、穀物、特に小麦、ライ麦、大麦、オート麦に含まれるタンパク質で、カゼインは乳と乳製品に含まれるタンパク質です。
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Gut and Psychology Syndrome 第五...
第五回目「罪の意識を超えて」
これまで子供達の急増する自閉症、多動症、注意欠陥障害、喘息、アレルギー、アトピー皮膚炎、うつ病など、GAPSの原因についてお話してきました。聞けば聞くほど、そういったお子さんを持つ御両親は、罪の意識に苛まれたのではないでしょうか?GAPSの原因と治療法を、熱心に研究し一冊の本「Gut and Psychology Syndrome」にまとめたナターシャ・キャンベ...