医療ビジネスに殺されるな(12)
あなたはスッピンで闊歩できますか?
私も中学生のころからひどいニキビに悩まされたものです。あんまりひどいので、副腎皮質ステロイド薬を処方されて使用していたことがあります。この薬をつけるとニキビが治るのに、止めるとまたすぐに戻ってくるのを見て、「その薬はおかしい」と母が使用を中止させたのです。今考えると、母もなかなか良い勘だったなあと感謝しています。その後はニキビ用の洗顔フォームやら、フェイシャルエステやらを試しました。がんを治せるエネルギー・ヒーラーが気を入れた美容水なども試したことがあります。結局、大人になるにつれて自然にニキビは消えていきました。それでも、ニキビ痕の凸凹が肌に残りました。...
医療ビジネスに殺されるな(11)
ウンチが詰まると、人生も詰まる!
先日、ワシントン州のバンクーバー市のヒルトンホテルで開催されたGAPS食事療法の公認療法士が集まる国際年次総会でケーススタディーのプレゼンテーションを務めてきました。タイトルは、「GAPS食事療法、統合失調症を治す」です。本当?っと思いましたか? まだ、完治はしていませんが、どんどん、明らかに良くなっています。統合失調症につきものらしい「頭の中でするさまざまな声」が随分と減少し、イライラしなくなって、集中できるようになったと彼女は言っています。外から見た感じも、それまでの不健康丸出しのどす黒かった肌の色がきれいな人間の色になり、目の下のクマと皺も目立たなくな...
医療ビジネスに殺されるな(10)
いつも勝たなければ気がすまない敗者たち-2
リカルドとの諍(いさか)いを切っ掛けに「闘争・逃走反応」に追い込まれた私は、過去からためてきた怒りの感情がダムを決壊させて流れ出ていたことに、先にわれに返った彼のお陰で気が付いたのでした。それを体感できた私は、それ以来、自分の怒りやイライラの原因を一瞬にして察知できるようになったのです。そしてイライラという自分の感情のエネルギーと、目の前にいる人間との間に、ほとんど何の関係もないことが理解できるようになったのです。となると、無駄に怒らなくなってくるので、自然と相手に場を譲ることができるようになります。「負けるが勝ち」という心理が理解できるようになり...
医療ビジネスに殺されるな(9)
いつも勝たなければ気がすまない敗者たち-1
ずいぶん昔のことですが、「いつも100%彼女が正しいなんて、変だと思わないかい?」と、私に同意を求めるように、非常に興味深い質問をしてくれたのは、長年の友人、ロイです。私と同い年の彼は、30歳近くも年上の女性、これまた私の友人のマリーと結婚しています。マリーは常に神様を信じていて、「神様は、いつでも私の味方なの」と言っています。そして、ロイが言うように「I am always right !(私はいつも正しい)」がマリーの口癖なのです。スゴイ自信ですよね。ロイは、「彼女は、いつでも勝たないと気が済まないんだ。だから、いつでも、正しくないといけないと...
医療ビジネスに殺されるな(8)
ブリンク力がない石頭の医者の増加が病気を増やす
マルコム・グラッドウェルの『第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』、オリジナルのタイトルは「blink(ブリンク)」を覚えていますか? ご存じない方のために、「ブリンク」とは、この日本語訳本のタイトルにあるように、第一印象で、それが正しいか否か、本物か偽物かを見極める力のことです。どんな職業でも同じですが、その専門分野において、この“ブリンク力”が効くか効かないかは、プロかそうでないかのかなり重要な決め手だと思います。5年で半人前、10年で一人前というのが一般的と言われていますが、ハイステータスな職業になればなるほど、その年月も長くなる...
医療ビジネスに殺されるな(7)
何で怒っちゃいけないの?
世の中に山のようにあるスピリチュアル系の教えでは、幸せになるためには、「怒っちゃいけない」と言います。でも、人間というのは、何かを経験する前に、こうしちゃいけない、ああしちゃいけないと言われると、ちょっとやってみたくなっちゃうのが常だと思うんですが、いかがでしょう?
小さいころから、泣きわめいたり大声を上げたりしてはいけないと教え込まれて育った人たちは、その当時から抑え込んできた怒りが体の中、特に腹の底の方に、グツグツと音を立てながら煮えているのではないでしょうか? 地球の底にとぐろを巻くマグマのようです。いつか噴火できる日を今か今かと待っているんですねえ。
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医療ビジネスに殺されるな(6)
愛ある結婚の勧め―100%健康で幸せな人生のために
最近、私の周りでは、シングルウーマンたちの婚活話が話題に上るんですよ。すてきな人と出会いたいのに、なかなか良いのが現れないとか、婚活サイトの主催したパーティーに行ったけれど、どうもめぼしいのがいなかったとか…。みんな年齢も40代前半から50代前半の、金銭的には十分一人でもやっていけるキャリアウーマンたちです。
その当時、私も一応成功しているシングルキャリアウーマンでしたので、それなりにプライドが高く、付き合う男性たちとなかなか上手くいきませんでした。もう一人でも良いかな? っと思った時、とっても不思議な夢を見たのです。真夜中に喉が渇い...
医療ビジネスに殺されるな(5)
あなたは明日死んでも、後悔しないか?
牧子さんは、「自信がある」「勇気がある」「元気がある」…などと、よく褒められるのですが、実は私は臆病ものですし、結構自信がないんです。何が一番怖いかって、後悔する事です。ましてや、死ぬ間際に「ああすれば、良かった」、「こうすれば、良かった」と、ブツクサ文句を言いながら、この世に未練を残しながら死ぬのは絶対に嫌なんです。事故かなんかで、一瞬にしてあの世に行かれるならいいんですけど、病気などで動けなくなって、もし数カ月から数年苦しむ事になったりしたら、もう絶対に自分を許せないと思います。
後悔しながら生きるって、とってもエネルギー使うと思いますよ。イメ...
医療ビジネスに殺されるな(4)
足せば足すほど不健康になるサプリメント
先日もね、ランチの席で、「先生、本当にサプリメントは必要ないんですか?」と聞かれたんですよ。もう、本当! 馬鹿みたいに猫も杓子もサプリメント摂ってますよねえ? しかも、とっても手軽に何処ででも手に入っちゃう便利なサプリメントですからねえ…。
サプリメントで病気になる、何とも馬鹿々々しい現実
私が籍を置いている国際GAPS機構プラクティショナー協会のフォーラムで、会長のナターシャ・キャンベル・マクブライド博士もプラクティショナー全員に警告しています。
博士は冒頭で「およそ6カ月前、ある患者のグループが○○○というサプリメントについて質問してきま...
医療ビジネスに殺されるな(3)
病気は、健康!
病気って何だと思います、皆さん? 皆さんが病気と呼ぶ状態は「不都合な症状」のことでしょう? 痛いとか、痒いとか、苦しいとかっていう体感(sense)と感情(feeling)を作り出す体の現象のことですよね? まあ、確かに不都合ですよ。お目当てとのデートの時とかにズルズル鼻水たらしてちゃあ、クールじゃないし、とっても儲(もう)かりそうなビジネスチャンスに高熱出してぶっ倒れたり、大事な試験の時に頭痛で集中できないとか。でも、この現象が起こる本当の理由をご存じでしょうか?
免疫機能がちゃ~んと機能していることが、その原因ですよ。
高熱、痛み、痒み、腫れ、下痢、嘔吐(おう...