普通って、何?2

「普通って何?」を書いていて、思い出した事があります。 私が小学校2年生の時でした。東京のど真ん中からいわゆる田舎に引越し、当然学校も田んぼ道を15分くらい歩いていかなければならないようなところに転校しました。 東京生まれ、東京育ちの母は、この田舎に暮らすというのがとっても嫌だったようです。私が方言を覚えないように、いろいろ工夫していました。 そんな中で私は、その当時多くの子供たちが何か物をおねだりする時に使う、「皆もっているから、私も~」みたいな考えがなかったのを思い出しました。 そういう友達たちを見ても、私にとっては何だか宇宙人を見ているくらい自分とは何かが違う、違和感が...

普通って何?

「普通は、・・・・。」っという言い方がありますが、私はこれが大嫌いです。何が「普通」で、何が「普通」でないかなんて、誰が決める事ができるのでしょう。 100人100色、同じ人なんていないのですから、「普通は、皆こうで・・・」なんていう事は、あり得ないと思うのです。 私は、普通なんて嫌です。普通の人などになりたいと、誰が思うのでしょう? 私は普通の人になろうなどと、そんなつまらない人生を送りたいなどと思えないのです。 この「普通は・・・・」という言い方を使って、自分を正当化する人というのは自分という特有性に欠けるという事を認めているようなものです。自分がどんなに面白い才能を持っ...

MSG=味の素 その1

ある朝起きたら両腕が肩からずしりと重く、すごくだるい。まるで突然激しいエクササイズをした後のようだ。 それで、昨日何をしたっけ・・・?と考えた。 そう言えば昨日も一日、今朝のように腕に集中していたわけではないが、なんとなく全身がだるかった。全体的に疲れた感じで、心もちょっとブルーだった。 ふ~ん・・・・・? ああ、これはMSGのせいだ。 MSGは、日本語では、味の素、ハイミー、アミノ酸調味料、グルタミン酸など、英語だったら300近い名前があります。 MSG だけではなく、防腐剤や他の科学調味料、あるいは多量の食卓塩(天然の塩ではない塩)などの科学混合物のせいだと感じた。...

ヒーラーになる4

いわゆる霊的能力という物を開いてからは、私の考え方や人生、そしてマキコメソッドは大きく変化していた。 ある時、良く来るクライアントのアストラル体を浄化するセッションをしていた。 このクライアントは、子供の頃から、いわゆる霊感の強い人だった。 そして神様は、私が新しい霊的能力を学ぶ場として、次から次へと彼女にメッセージを託して難題を吹っかけてくる。本人は、全くそれに気がついていないようだったけど。 っで、その日の課題は浄霊だと、私は思った。 いつも通り彼女をアストラル体の中へ導くと、さっさと心身の深い所に沈んでいった。 そして彼女の憑依している霊と思われるエネルギーと交信しようと試み...

ヒーラーになる3

プロのヒーラーになるには、その前に自分のヒーラーにならなければならない。 自分をヒーリングできなければ、他人をヒーリングするなんておこがましくてできない。 大体他人をヒーリングする事は、ヒーラーの掟っというより、自然の摂理によって出来ない事になっている。 自分をヒーリングして、その方法を他人にお勧めしてみるくらいの事しか実はできないのだ。 でも、プロのヒーラーと呼ばれるにはどうにかその修行をしなければならない。 っで、何を目指すかというとやはりどれだけ自分のエゴをそぎ落として、いかに公平に余計な感情を入れずに、他人の人生に起る事実を見ることができるかっという事だと思う。...

ヒーラーになる2

ヒーラーになるったって、何をどうすればなれるのか、全く検討もつかない。 しかし不思議なのは、そう決心した途端にクライアント達の痛みの原因が、それまで以上に明確に解るようになった。 身体の中のエネルギーの流れとその滞りが、「見える」のだ。 っといっても、目で見ているわけではなく、目から入ってくる情報を、私の身体が感知して私の脳みそがその結果を分析し、勝ってに言葉になって私の口から出る・・・みたいなプロセスなのだ。  その間私は別に考えているわけではない。何なのか考えると、そのプロセスの邪魔をしてしまうようで、訳がわからなくなってしまう。だから身体に任せて、考えないようにす...

ヒーラーになる

私がヒーラーという言葉を意識し始めたのは、2004年の後半くらいだったと思う。 その当時私は、バリバリのピラテス・インストラクターだった。1999年に自分のピラテススタジオをニューヨークに開き、それ以来人間の正しい動きについて研究に研究を重ね、大抵の筋肉と関節の痛み、頭痛、顎関節症、生理不順などは解消できるくらいになっていた。 私のクライアント達は、わたしの事をピラテス・インストラクターと呼ぶのを止め、変わりにフィジカル・セラピストと呼び、ある時からヒーラーと呼び始めていた。マキコのところへ行けば、どんな痛みも治ると、ニューヨークのアッパー・イースト・サイドでは、ちょっと有名になりもして...

自分を探求する旅=人生

自分を探求していたら、人生面白くて仕方がない。 自分ほど興味深いものは、この世にありえないし、未来に向かってドンドン進化して行く自分ほど、エキサイティングなものはない。 自分を知れば知るほど、自分を愛せるし、幸せが深まる。 何故、沢山の人が自分に無関心でいられるのか、全く理解できない。 人生に文句ばかり言っている人は、自分を良く見ていないのではないかと思う。 他人が何と言おうと、気にする必要もない。 自分は自分なのだから。 自分を見つめて生きれば良いのだ。 寂しい人、イライラする人、愛を求めている人は、先ず自分に目を向ける事だ。 悪くても良くても、自分に目を...

もう一人の自分

日大演劇学科演技コース時代に学んだ、役者になるためのレッスンの一つにこういうのがあった。 「新しい感覚, あるいは感情が自分の中に沸き起こったら、すぐに鏡を見ろ。そして、どんな表情をし、どんなふうに呼吸をし、どんな状態になっているのか観察し、それを記憶の引き出しに仕舞う。舞台でその感覚が必要になった時、すぐ出せるように準備しておく。」というものである。 私は結局役者にはならなかったが、この練習は自分の人生を歩む上で、非常に役に立った。 このエクササイズを練習していて、変な事に気がついた。 自分の怒ったり泣いたりした顔を鏡の中で観察していると、もう一人の自分が自分を見てい...

自分をアート(芸術作品)にするプロジェクト

マーサ・グラハムのダンス・スクールに通い始めたばかりのころ決めた人生のプロジェクトがある。 「自分をアートにしよう!」だ。  ダンサーの良いところは、自分以外に何も要らないところである。何処でも、何時でも、誰の前でもパフォーマンスできる。自分のアートを表現できるわけである。ピアノやヴァイオリンが無ければダメというわけでもなく、絵画や彫刻と違って作品を作って売ったとしても、それが他人のものになるわけでもない。背負って歩かなくても良い。全ての作品とその創造経験が、自分の心と身体の中に残っていく。自分の芸術作品としての振り付けの歴史が自分の身体の一部になっていくわけだ。 それなら、...