怒りを消化する方法 (続3.) -怒りは陰か陽か? 

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アメリカではホリデーシーズンの幕開け、サンクスギビング・デーが先週の木曜日で、多くの人が4~5連休をとっていて、今週の月曜日はみんな揃って、何となくスロー・スタートでした。そんな中、私は朝から3つもビジネス関連でミーティングが入っていて、たまたま相手のオフィスが3つとも、その辺りだったので、ランチに、久々にコリアン・タウンで超強烈なキムチチゲを食べ、次のミーティングの前に30分もあったから、私のフェイバリット・ブランドの一つ, Desigualがブラックフライデーの延長やってて、何と!全てのアイテム40%オフだったので、ついお買い物しちゃって、...家に帰って旦那に懺悔したら、ギョッとしてました。そういえば、この間、バルセロナで似たようなドレス買ったばっかりだったねー。ごめん~。

と前置きはこれくらいにして、怒りの正体を解明するんでした~。

前々回からお話している7つの感情を理解するには、神羅万象を構成している要素を説明できる陰陽論で考えると、とっても分かりやすいです。自然に存在する万象は必然なのに、善悪論をベースに分けるから、怒りが悪者扱いされてしまうようなおかしな事になってしまうわけです。大体この善悪論だって、それぞれの個人レベルでしか考えていないから、地球や宇宙全体像からみて善いか悪いかではなく、ある人、個人にとって、都合が良いか悪いかになってしまっているのです。つまり、これって、ただの我がままでしょ! 善悪論は、我がまま論ですよ!

この世の全ての物事が「気」のエネルギーで説明できます。気は陰陽で考えることができます。万象の陰陽二極を整理してみると以下のようになります。(多分、もっと沢山表現の仕方があると思いますが、基本的なところはこんな感じでしょう。)

↔陰

硬い↔柔らかい

高い↔低い (位置的に)

下がる(降)↔上がる(昇)(移動する方向に関して)

濃い↔薄い (場合による)

大きい↔小さい

多い↔少ない (場合による)

熱い↔冷たい

広がる↔狭まる (場合による)

例えば、地球上に存在するとされる3つの物質の状態は、固さで言えば、固体は液体より陽で液体は気体より陽です。つまり気体は液体より陰で、液体は固体より陰です。でも、広がりで言うと、固体は液体より陰で、液体は気体より陰です。つまり気体は液体より陽で、液体は固体より陽です。つまりケース・バイ・ケースで、どうにでもなるって事。

感の良い方は、ちょっとすでに分かってきていると思いますが、この陰陽で考えると「怒り」もケース・バイ・ケースで、その状態が変容するということです。決して善くも悪くもない。

大丈夫かな、この陰陽の判断? ちょっと練習しないと理解できないかもですよね。言葉だけを右往左往するより、体表現で感じると分かりやすいです。世の中の真実を知りたい人は、何でも体感で理解できるように練習しましょう!体感は直感、腹に落ちる感じ、ガット・フィーリング、自分を信じる力、パワー・オブ・ナウ...に匹敵する能力です。特に、「本当の自分を生きたい人」と「自分を活かしたい人」には、必須です。体感なしに、自分を感じることはありませんし、自分を感じずに、自分を生きることも、活かすこともできるわけがありません。

ちょっと、ここでついでに言っておきますが、言葉というのは身体で感じて理解するべきものです。それで初めて言霊が聞こえてくるようになります。OK?

陰陽の話に戻ります。例えば、氷と水。硬いか柔らかいかを比べると、氷は水より陽ですが、温度としては冷たいので陰です。でも密度的には、ええ?どっちでしょう? 氷は水に浮くから、氷の方が陰です。

今朝、これを書いている途中で、陰と陽とどっちがどっちみたいに頭の中がぐちゃぐちゃになっていたのですが、仕事からの帰り道、知り合いの中国鍼の先生に駅でバッタリあったものだから、電車に乗っている間中、質問ぜめにさせていただきました。もう、絶対、私、超ラッキー!これぞ神の采配!!!

今日はとりあえず、ここまで。

(今日の写真は、実は、メキシコのCabo San Lucus でとった太陽です。)