前回の「全ての感情が怒りになる」で、2つの例を挙げて、いずれの7つの感情焦げ付いても結局、怒りになることを説明しました。
あっ!その前に...、7つの感情はいずれも良くも悪くもなく、全て同じであると「感情はポジティブかネガティブか?」で、説明しました。つまり、下記のように
怒り=悲しみ=哀しみ=不安=心配=驚き=喜び
ということになります。最短にすると、何と! 怒り=喜び Oh my Goodness…Dio Mio!!!!
良ーく、これら7つの感情を、感情的にならずに….
なんて、駄洒落いってるばあいじゃあないですよねえ? アッハッハッハ、私、大学時代、落研に入っていたものですから(笑)…しかも、日大芸術学部の落研!つまり変わった人たちの集まり、やあ、懐かしい~。
(本題に戻ります。)感情を理性的に観察していただきますと、ただの「気のエネルギー」です。
って、落ち、着いちゃいますよ。ああ、今わかりましたけど、落ちが着くって、落ち着くってことなんですね? 信じられない!今の今まで、知らなかった...。本当、このブログ書くと、いろいろ勉強になりますよ。ありがとうございます。
真面目なところに戻りますが、虹に7つの色がついているみたいに、感情にも7つの名前がついているわけです。虹は光の曲がる角度によって色分けされて生じる現象ですが、その構成要素はなんでしょう?それは、どんな色でも空気中の光と水分です。それが事実で、虹自体は良くも悪くもない。ただ一般的な世の中では、虹は希望の象徴としてそれ自体がポジティヴな存在とされていますが、それはある時誰かが言い出した事を多くの人が受け入れているだけであって、事実はただの自然現象なのです。感情も同じです。感情は人間の体機能による自然現象ですから。人間が’自然なら、人間に備えられている機能も、その機能の結果によっておこるすべての現象も、すべて自然現象。 自然現象に良いとか悪いとか、とやかく言っても徒労に終わりますよ。
さて、感情の構成要素は何でしょうか? それは主に、
1) 血と汁(ホルモンなどの血以外の体液)の状態
2)体の緊張と弛緩のバランスの状態
この2つの状態の相互作用によって作られる気(エネルギー)であるというのが事実で、それを異なる状態の特徴によって7つに分けたものが感情なのです。
別の言い方をすると、体内で生じる化学反応によって作られるエネルギーの状態を7つの名前を付けて区別したものです。ですから、ずうっと説明しているように、どの感情名をとっても、素はただの気のエネルギー。
気のエネルギーは何かというと、電気です。人間の身体が電気を通すことは皆さんもご存知かと思いますが、別に落雷に打たれなくても、生きている限りずうっと微量の電気が流動しているのが普通です。脳波だって、神経を流れる情報だって電気ですし。
(写真は、去年行った奄美大島の海)