第一回「 GAPS 食事療法」について学ぼう!

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第一回目GAPS 食事療法」について学ぼう!

https://www.nyseikatsu.com/api/533/pdf/page06.pdf

これまで英語の文献しかなかったために、日本人にはあまり知られていなかったGAPS食事療法をご紹介していきます。

まず食事療法について学ぶ前に、GAPSとは何か理解しておく必要があります。GAPSとは、「Gut and Psychology Syndrome」の短縮語です。Gutは腸。 Psycologyは心理学。 Syndromeは症候群。つまり「腸と心(脳)の関係から来る、あらゆる症状」といった意味です。このGAPSに入る症状は、子供達の発達障害と学習障害、情緒不安定、自閉症、アスペルガー症候群(ASD)、多動症(ADD、または ADHD)、統合運動障害、強迫症候群、躁鬱病、双極性障害、統合失調症、アレルギー、喘息、アトピーなどの皮膚炎、摂食障害、てんかんなどを含みます。これらの症状をGAPSまたはGAP症候群と呼びます。これらの症状は精神病ではありません。ですから精神科、あるいは神経科に行っても解消されません。なぜなGAPSは腸内環境のエコシステムが不調になることが原因だからです。

このような症状を持つご自分のお子さんに驚いて、「どうしたら良いか」と途方にくれる親御さんにとっては、目に見える異常な状態に気をとられるのは仕方がないことだと思います。しかしながら、症状は結果でしかなく、その原因は思っても見ない全く別のところにあるのです。GAPSは現代医学が陥ってしまった落とし穴ともいえます。

GAPSは何世代にもわたって営まれてきた「人間の自然の摂理」を無視してきた結果の生活習慣病です。ですから生活習慣を変えなければ治癒しません。この生活習慣病を治癒に導くことができる食事療法は、英国ケンブリッジ在住の神経学•栄養学者のナターシャ•キャンベル•マクブライド医学博士が息子さんの重度の自閉症を治療するために開発したものです。博士はこの食事療法で、息子さんの自閉症の完治に成功しています。