(パート1.からの続きです。)
岡牧子流・美しくなる秘訣その2
バランスの取れた食生活を送る
英語でも”You are what you eat”と言われるように、人間の体は食べたものからできています。岡は講演の後半で、この一番大切なメッセージを送りました。
「お肌の状態は、腸壁と同じ状態です。自分を壊してしまう食品添加物や加工食品など悪い食べ物を食べ続けていると、肌に出てくるのは当たり前なのです」
人間は不要物を新陳代謝で内から外に出しており、外から栄養を入れて新陳代謝でまた出して…この巡回を繰り返しています。「この機能に対して適切にサポートしてあげれば、顔のタルミやシワに悩むことはない」「悪い食べ物を食べながら、化粧品を外側に塗りつけたってダメなんです!」と岡。
もちろん年齢による老いにはどんな超人でも勝てませんが、ポイントは綺麗に年を取れるかどうかなのです。肌は27日サイクルでターンオーバーしますから、細胞壁が若くなればどんどん綺麗に美しく変わることができるのです。
ターンオーバーのサイクルとして、肌の代謝は27日、血液細胞は3~4ヵ月、筋肉細胞は1~3年、骨細胞は2~4年、神経細胞は7年ごとに、ほぼ100%新しく生まれ変わる。つまり7年で体の全部が生まれ変わるそうです。
また腸の中には腸内細菌叢と呼ばれる新陳代謝の仲介業者みたいな役割をする生命体が住んでいて、この腸内細菌叢を健康で幸せな状態に保たないと、自分自身も健康で幸せな存在にならならいという自然の掟に基づいて人間が生きていることを説明。
「腸内細菌叢なしには幸せホルモンが出てきません。幸せホルモンなしに幸せには絶対になれません。幸せを感じずに不満たらたらで生き続ければ、いつかストレスがたまって病気になることは、皆さんも想像できるでしょう?」
会場では、「うんうん」とうなづく姿が見られました。
テーマ「美の真意は腸の中にある」
講演内容まとめ
この日は20分ほどの講演でしたので、岡が考案した「Makiki Method」(マキコメソッド)の全部のメソッドについて話すことはできなかったのですが、それでも「自分が美しいかどうかは自分で決める」「健康な食生活を送る」という2つの大切なメッセージのほか、追加情報として美しくなる方法についていくつか説明がありました。
姿勢を正す
そもそもマキコメソッドは、彼女がダンサーだったころの経験に基づきます。腰を傷めて立てなくなり、医者にかかったが医者もお手上げ状態だったと言います。「これは自分で治すしかない」と思い、体のことについてとことん研究を開始。
そこで彼女がわかったことは、 体がねじれたり背骨がまっすぐならないのは心の問題だということ。自分の心の中に自分を認めていないところがある。それが姿勢にも表れ、不健康になっている、と。
「それからどんどんわだかまりやエゴ、こうでなければいけないという思い込みなどを全部脱ぎ捨てていったところ、どんどん健康になって、どんどん幸せになっていきました。」
どんどん歩く
歩くということは、血液が足の裏からポンプのように上がっていく効果があると言います。「体に変化を与えるには、ヒート(熱)とショックを与えることが有効的。体温を上げてショックを与えてバイブレーションを起こすために歩いてください。声を腹から出すのも良し」と岡。
今日からどんどん歩いて、声を出して、いい食べ物を食べて、ポジティブ思考になって、お腹の中からもっと美人に、もっと幸せになりましょう!
「いい食べ物とは?」と思ったあなた。ぜひマキコメソッドのウェブサイトをご覧くださいね!
「講演に聞きに来てくださりありがとうございました!」(Natural Healing Artists, Inc.代表・岡牧子)
(記事と写真:Natural Healing Artists社専属ライター、安部かすみ)