自分の健康は、自分で守る!- チョイスは様々、間違いもOK!

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全ての私たちが、死ぬまで変化の途中にあるわけですよね? 死ぬ瞬間にならなければ、あるいは死んで見なければ、本当に自分の選んだ人生が正しかったかどうかなんて、結局のところ解らないわけですよ。それに、死んだ人が自分の人生を振り返って、どう思っているのかなんてどう頑張っても解らない。

死んだ人の人生が良かったか悪かったか判断して、ゴチャゴチャいらん事を言うのは、残された人達だけですから。

あるヒーラーが私に教えてくれた事の中に「suffering well」というのがあるのですが、これ、日本語にすると「良く、苦しんでいる」となります。

「良く」+「苦しんでいる」

苦しむ事を受け入れている、良く学んでいる、といったような解釈です。ここで私が学んだのは、「ああ、苦しんでいても、別に良いんだ」、「それが、彼のチョイスなのだ」という事でした。

そうすると、外から見て、その人は苦しんでいるように見えるのですが、本人は苦しみを学ぶ事を楽しんでいるなら、あるいはそれで充実した人生を送っているのなら、それで良いのです。家族であっても、誰であっても、他人がとやかくいう事ではないという事になります。

つまり、人生の良し悪しなんて、その本人にしか結局のところ解らないという事です。

様々なチョイスがあって当たり前で、私のチョイスが貴方のもの以上に優れている事もないし、貴方のチョイスが私のもの以上に優れている事もありません。

私は今日、私のチョイスとは真反対の意見についてのセミナーに参加してきました。そこで得られた科学的バックグラウンドを持つ様々な知識や見解は、新鮮でとても興味深いものでした。その情報を提供してくれた科学者たちが、とても人間味のあふれる、素敵な人達だったので、ちょっと驚きました。そして、私があれこれした質問にも丁寧に答えてくださり、説明の仕方も解り易くて、ああ、私ももっとオープンマインドでいた方が良いな、と反省しました。科学者というと、頭の固そうなイメージがあったものですから・・・、すみません。

私のオフィスを訪れるクライアントさんの多くは、あえて西洋医学ではなく自然療法を求めていらっしゃるわけですが、大抵2~3人のお医者さまを回っても、埒が明かないというので、いらしゃいます。この埒が明かないというのは、1.病気の原因が西洋医学では解らない、2.薬漬けになりたくない、3.医者の支持にしたがって薬を服用した(手術をした)が、症状が回復しない、といった3つの理由が主です。中には、医者の態度が悪いというのも、無視できないくらいの数あります。

勿論、まだまだ西洋医学が最高峰の治療法である事に変りはありませんが、私のようなただの小生意気な小娘のところへ相談に来る人が増えたり、病院の経営が破綻したり、医者が職を失ったりと、昔はなかった事がおこっているわけですから、医者の方も何か信頼をなくすような原因を作っているはずです。

まっ、何はともあれ、健康状態を改善するのに、自然治癒療法を選ぶか、西洋医学を選ぶかは本人のチョイスです。

今日のセミナーで一つ気になったのは、私の「自然療法でも治るケースが多々ありますが?」という質問に、隣に座っていた獣医を名乗る参加者は、「そのほとんどが誤診だった・・・。」みたいな事をおっしゃり、そこにいた多くの参加者たちは大笑いしていました。でも、この発言は、ある意味誤診をするような医者がそれだけ沢山、存在するといっているようなものですよね?誤診は、自然療法を選ばない患者さんにもおよんでいるわけですよね。自然療法で治っているケースは、山のようにありますし、現にそういうセンターが世界中に存在します。こういう医者たちの自分のやっている事以外は、全く受け入れないような態度が、うちみたいな自然療法のクライアントを増やしている原因の一つではないでしょうか?

あるケースでは、こんな事がありました。私の古いクライアントさんが、卵巣癌だと診断され、久々にコンタクトしてきました。彼女、さすがに80歳過ぎなので、もう卵巣要らないし、取っちゃおうと手術をスケジュールしたんです。でも、チョッと心配になったのか、「牧子、貴方のエネルギーで、ちょっと見てくれない?」とのご相談を受けまして、彼女のお腹に手を当てました。っで、私は正直に思った事を彼女に伝えました。「癌はないと思う・・・。」そう言った私も彼女も、ビックリですよ。

でも、やっぱりこういった場合、西洋医学が信頼される世の中なんですね。彼女も半信半疑、それでも手術をしたんです。何と、そうしたら、本当に「癌はなかった!」んだそうです。彼女も手術にまで及んでしまった医者の判断に、怒っていましたが、それを受け入れて自分の身体を信じなかった自分が悪いと起こってしまった事を受け入れていましたが。

ふふん・・・コレを読んで、固まっている方が沢山いると思いますが、人間のセンスは訓練すれば目に見えないものまで察知できるようになります。科学が進む以前は、中国医学も、アユールベーダも、そうやって様々な事を判断して理論を打ち立ててきているのですから、別に驚くような事ではないのです。観察力と感性、この2つを磨くんですね。今のお医者さんは、データばかり見て人間をちゃ~んと見てきていないので、そういうプロの感が磨かれていないのではないでしょうか?だからこういった誤診が蔓延するのでしょう。ああ、そういう話をまとめた本にマルコム・グラドウェルの「ブリンク」がありますよ。面白いから、お勧めします。

そうそう、こういった事も、自然療法を信じるクライアントさんたちの不満なのです。ほとんどの医者が、膝は膝、肺は肺、心臓は心臓・・・と、一つ一つの身体のパーツを見ても、全てがどう総合的に関連しているのか、どう影響し合っているのかについて、全く興味がないのか、知らないのか・・・。

自然療法だろうが、西洋医学だろうが、結局、治すのは本人だと私は思います。何を通して、如何に、自分の信じた物を信じきるか、問題はそこなのだと思います。自分の信じた物を信じきるという事は、自分を信じるという事なのですから。

信じたものが間違いだったら、どうするか? 信じるものを変えれば良いじゃあないですか?

人間、ずうっと変化し続けるのが自然ですよ。なんで間違っちゃあいけないのかの方が、理解できないです。それに、間違いなのか、ただ違うだけなのか・・・?

科学だって、しょちゅう間違っているじゃあないですか?天動説と地動説のお話は有名ですし、脳の成長についてとか、最近のコレステロールの話とか、まだまだ、科学で一度こうだっと証明されたとされた事が覆された例は山のようにあります。

しかも、人間のご都合主義に加えて、多数派優位で正否が決まるナンセンスによって、科学的に証明されたとされる事柄もかなりマニピュレートされていたりします。つまり、必ずしも科学が真理を解いているかというと、そうでもないという事です。

要するに、真実が何か誰も何も知らないというのが、本当のところなのではないでしょうか。

そうだとすれば、自分が良しとするものを自信をもって選べば良いのです。そして、間違ったなっと思ったら、素直に自分の心に従ってチョイスを変えれば良いのです。

さあ、貴方のチョイスは何ですか?

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MAKIKO道場総帥。 幸せになる為の術を学ぶ道場をニューヨークに開設。 ポスチュア・バランス・エクササイズ発案と指導。霊感をもった、ナチュラル・ヘルス&ライフ・スタイル・カウンセラー、エネルギー・ヒーラー。 健康である事、自然である事が、人間を幸せに導くと確信する。 3次元の地球に生きる意味を、追求している。