「コレステロールなしで、私たちは子供を作る事は出来ません。何故なら、私たちの体内の全ての性ホルモンがコレステロールで、出来ているからです。」 ”Without cholesterol we would not be able to have children because every sex hormone in our bodies is made from cholesterol. ”(この続きは、このブログポストの最後をご覧ください。)
西洋では人口(男女とも)の約30%が、脂肪の摂取不足で不妊症だそうです。このバターやラードを豊富に食べる国々でですよ。そうしたら、日本なんて、30%なんてもんじゃあ、すまされませんよねえ?日本の少子化も、かなり重症な社会問題になっていますが、こんな所にお後し穴があったんですねえ。もともと、米を主食とする日本食は、西洋の食事に比べて植物性の食物を摂取する比率が、動物性の食物より多いです。必然的に、脂肪分の摂取の仕方が少ないですよねえ。私だって、日本に住んでいた頃は、おにぎりとお味噌汁とか、お茶漬けにお新香みたいな食事をしていましたよ。油といたって、日本の家庭でお料理に使われる油は、バターやラード、オリーブオイルやココナツオイルのようなコテコテの脂肪とは、ちょっと違います。ましてや、ペットボトルに入った黄色い液体!コーン油や菜種油などのベジタブル・オイルがやたらと出回っていて、こういった物を食べるのが一般的なんですよねえ。この黄色い液体は、先ず止めなければなりません!こんな物を食べていたら、不妊以前に癌になってしまいます。特に子供たちには、こういった物を食べさせてはいけません。それについては後に、詳しくお話します。
日本食が健康食として持てはやされた時代があるくらいです。低脂肪、低カロリーの健康食として、未だに信仰が続いています。私のクライアントたちの中にも、私が止めるまで、「太らないように」毎日ランチは日本食にしていた人が数人います。
白いお米に、砂糖の入った寿司酢をかけて、もしかしたら出来合いの寿司酢なんか使っているお店だったら、タップリMSG(味の素)も入っちゃっているのに、これで痩せようなんて、チョッと無理だと思いますけど・・・。
Anyway・・・、日本人コミュニティーで、甲状腺の病気などのホルモン系の病気が増えているのも、脂肪を十分に食さない全国民レベルの生活習慣が裏目に出た物と思われます。
実際、私も約4年半前に、GAPSの考えをもとにした食事に全面的に変えてから、お肌も以前に比べて調子が良いし、身体全体の筋肉・関節の動きもスムースで楽だし、なんと52歳半ばで失われたかと思っていた生理が、最近再開しました。女性ホルモンを作るには足りなくなっていたコレステロールが、最近フルフィルメントされたという事でしょうか? しかも生理の時は、以前にもましてお肌ツルツルの艶々になります。頬も、チークなんか入れなくても、元気な薄いピンク色になりました。つまり血色が良いという事ですよねえ? 私、今年の9月で54歳ですよ。50過ぎたらお肌は、ドンドン老化して、馬鹿高いアンチエイジング化粧品を買い集めている頃ですよねえ?それでは、人生の無駄が増えるばかりで、心も身体も軽くはなりません。
ああ、チョッと話が飛んでしまいましたが、兎に角、子供の欲しいお若い皆さん、良質の脂肪を十二分に取ってください。
良質の脂肪を食べ物から摂るには、生卵の黄味(出来れば放牧鳥の)、バター、生乳から作ったへヴィー・クリームを沢山お食事に含める事です。それから、脂肪を十分摂っても、お砂糖、小麦粉、お酒、MSGなどの食品添加物、加工食品を一緒に摂っていたのでは、効果半減ですから、気をつけて。なるべく、新鮮で、本物の食材をつかったご飯をご自宅で作るようにしてください。
(トップからの続き)伝染病的勢いで広まる不妊症のうちのかなりのパーセンテージが、「ダイエット-心臓病仮説」のせいだったわけです。私たちが動物性脂肪とコレステロールとの戦いに没頭すればするほど、性的機能の発達、繁殖力と生殖機能における問題に、直面しなければならなくなるのです。西洋では、約30%の男女が不妊症で、その数は、異常な性的ホルモンを持って育ってきた若者たちの間に高まりつつあります。この性的異常は、沢山の身体における問題、異常な性的行為や性犯罪を引き起こしています。最近のリサーチ結果が、脂肪100%のクリームから作られた乳製品を食べる事で、女性を不妊症から救える事を「発見した!」。研究者たちは、女性は、全乳と高脂肪の乳製品の摂取する方がで、低脂肪食品に固執している人より妊娠しやすい事を発見しました。ハーバード大医学社会健康学部のジョージ・ハバロ博士は、彼の率いた研究結果をヒューマン・リプロダクション (医学系の雑誌の名前)に発表し、その中で「妊娠したい女性たちは、自分たちの食習慣を見直すべきだ。そして、低脂肪食品から高脂肪食品へと、その摂取を変えるべきである。例えば、スキム・ミルクから全乳や全乳から作られたクリームなどへ。低脂肪ヨーグルトは、駄目だ。」
A fair percentage of our infertility epidemic can be laid at the doorstep of the ” diet-heart hypothesis”. The more eager we became to fight animal fats and cholesterol, the more problems with normal sexual development, fertility and reproduction we started to face. About a third of western men and women are infertile, and increasing numbers of our youngsters are growing up with abnormalities in their sex hormones. These abnormalities lead to many physical problems, abnormal sexual behavior and sex crimes. Recent research had ” discovered” that eating full-cream dairy products cures infertility in women ( J Chavarro, 2007). Researches found that women who drink whole milk ( whole raw milk) and eat high-fat dairy products are more fertile than those who stick to low-fat products. Dr. Jorge Chavarro, of the Harvard School of Public Health, who led the study published in Human Reproduction, emphasised: ” Women wanting to conceive should examine their diet. They should consider changing low-fat dairy foods for high-fat dairy foods, for instance by swapping skimmed milk for whole milk and eating cream, not low-fat yoghurt.”
Dr. Natasha Campbell-McBride 博士著、「Put Your Heart In Your Mouth」から。