地球上では、どんなに無視しようとも重力が働きます。そして時間と言う観念が存在します。だから、何時か死が訪れるわけです。 その死の時までに、完成すべき自分の存在、つまり魂のゴールとも言うべきコンセプトが存在するなら、逆算して、今、今日、何を学び、何を達成しておく必要があるか、ある程度の道しるべは必要だと思うのです。
これまでの私の経験から言うと、この道しるべは頭で考えても理解できません。宇宙の、地球の仕組みに任せるしかありません。面白い事に、それらに任せるという事を学ぶと、それまで不必要なもがきをしていた自分が見えてきます。勿論もがいていた経験があったからこそ、もがかない時間に感謝でき、自分を開いて、自然に任せるという人生の高等技術が磨けるのだと思います。
そりゃあ、時々、自分が恐ろしいです。かなり怖い時もあります。
「本当?本当に、そんなことして大丈夫なの~?神様~?」って思うときもあります。
でも、不思議な事に、そういう怖さが自分の何処かにある事を知っている事が、また刺激的なんですね。身体中の血の巡りも、頭の巡りも、私の身体の内外の気の巡りも、とっても早くて、でも引っ掛かりがない、つまりスーパー・スムーズなんですね。
っで、川の流れと一緒で、人生の流れには、絶対に逆らってはいけない!
これは地球における自然の掟ですから、何が何でも、その流れが早かろうが遅かろうが、着いていくしかない。いやいや、流れがとっても早いように感じたなら、着いていってはいけません。その流れの中心に自分の軸を合わせないと!尻尾の方から着いていったら、何時か疲れておいてきぼりを食ってしまいます。この辺が、サーフィンと似ているんじゃあないでしょうか?
自然界は、弱肉強食が基本中の基本。
そして全ての生きとし生けるものが、実は内在するスーパー・パワーを持って生まれてくる。でも、特に人間の場合、幸運にも、不運にも、頭で考えるという能力をもってしまったゆえに、自分のスーパー・パワーを、自分でブロックしてしまうと言う愚かな行為が可能です。この愚かな行為が、自分の人生の流れに着いていかれなくなる理由です。また、この辺りが人間が高等動物される理由です。何でもそうですが、高等レベルになればなるほど、試験にパスできる、あるいは卒業できる基準が高いわけです。
もし貴方が自分は人間で高等動物なんだと言う自負を持って生きるなら、それなりの試練を受け入れ、真の高等な存在になるべくそれなりの努力はしなければならないでしょう。それは自身の意志を持って、自分発生的に行われなければなりません。
存在のレベルが上がれば上がるほど、そのトレーニングは厳しく、難しい物になるし、当然一人前になるのに時間がかかるわけです。
(続く)