私どもNatural Healing Artists社が翻訳・出版した「GAPS 腸と心の症候群」の、68~72ページに、障害防止対策について、ナターシャ博士のアドバイスが書かれていますので、そちらも参考にされると良いでしょう。
ここには、この2年間のGAPSプラクティショナーとしてをもとに考えられる事をお話してみます。
先ず、ワクチンによる障害防止策 の基本となる知識をまとめてみます。
- GAPSを含む全ての病気の始まりは、腸内細菌叢の不全にあります。腸内細菌叢が正常に整わない限り大人も子供も免疫力が働きません。これが基本中の基本です。
- 胎児は無菌状態で、お母さんの産道(膣)内に生息する腸内細菌を、赤ちゃんは生まれてくる時に口、耳、鼻、肛門などから取り込みます。
- 不完全な免疫力を持って生まれてくる赤ちゃんにとっての完全な免疫力は、母乳です。
- 特に出産直後の数日間、お母さんの体内で作られる初乳は、赤ちゃんを空気中の雑菌から守ると同時に赤ちゃんの体内に入り込んだ腸内細菌叢の正常な繁殖を支える大切な役割をしています。
- 妊娠前からのお母さんの生活習慣が、赤ちゃんの受け継ぐ腸内細菌叢と母乳の質の良し悪しに直接的に影響します。
出産時に注意する事
♥ 帝王切開や無痛分娩より、自然分娩が安全という事です。
♥ 初乳を与える事。 そのためにも、帝王切開は避けてください。帝王切開の場合、お母さんの体も回復途中です。また病院によっては、彼らの都合で手術のあとすぐに初乳をあげる体制が整っていない所がほとんどです。また、もし運よく初乳をあげる事が出来る状態だったとしても、手術に使用された医薬品やストレスホルモンなども、初乳に含まれてしまいます。
♥ 出産直後に、ワクチンの接種をしない事。赤ちゃんの免疫力は、0に近いです。この状態でワクチンを打つのは、わざわざ病気にしているような物です。
♥生まれて初めてのワクチン接種は、出来るだけ大きくなってからしてください。また、2種、3種、ましてや4種混合ワクチンは絶対に避ける事。とっても危険です!
妊娠中に注意する事
♥ 妊娠中に、医薬品を服用しない事。
どんな薬でも、薬は毒です。長い間、お母さんの血液中の毒が胎盤を超えて赤ちゃんに到達する事は無いと信じられていたそうです。でも最近は、お母さんの体内に存在する全ての物質が、胎盤を超えて赤ちゃんの成長に多大な影響を及ぼす事が解ってきているそうです。
♥ 妊婦用のヴィタミン剤やサプルメントを服用しない事。百害あって一利なし!
♥ 妊娠中に、空気の汚れている場所に行ったり、タバコをすったりしない事。
♥ プール、サウナ、公衆浴場などの、クロリンなど腐敗防止剤が入っている水の中に入らない事。勿論、バスクリンのような入浴剤も避ける事。
♥ シャンプー、リンス、石鹸、消毒薬などの使いすぎに気をつける事。
妊娠前に注意する事
(続く)