傷つかない事を、感じない事と、勘違いしている人がいますが、それは全くの間違いです。
まず、人間は傷つかなければ、成長しません!傷つくことを恐れる人は、自分の人間としての成長を拒んでいる人です。いわゆるピーターパン症候群。また、ピーターパン症候群と言うのは、子供のようなピュアな心のまま・・・というのは、全く異なります。また、子供のような人というと、純真な心を持った人・・・と言うイメージがあるようですが、これもまた、ケースバイケースです。
Oh! Yes・・・・是非ここで「人生に道は二つしかない13」をお読みいただきたい!摂り合えず、ここに抜粋します。
「この仕組みを自然の掟に従って有効活用するならば、健康を保ったまま、幾らでも頭の脳は発達し続けることができるわけです。いやいや、健康を保っていれば、もしかして、脳は勝手に、幾らでも発達し続けるかもしれませんね。ここで私が言う「脳の発達」とは、精神的成長の事です。得に、精神世界やスピリチュアリティと呼ばれる肉眼では見えない世界の話も、含みます。これらの分野は、体感五感をこえる感性を磨くなら、誰にでも開く事の出来る能力ですから。第六感は、五感を修得した先に存在するわけですから。つまり・・・ちょっと飛躍しますが、最終的には身体の機能改善なしに、真の精神性は育たないという事です。禅の教えの通りです。」
大丈夫かな? ここでチンプンカンな人はいますか? それとも、貴方は「アー、ハー!・・・なるほど。」と直感できたかな?
人は心身ともに健康であれば、精神的にも自然に成長すると私は主張するのですよ。何も山のような自己啓発本に明け暮れなくても、スピリチュアル・セミナーに参加しまくらなくても、精神世界への成長までもが、実は人間の自然な成長過程に組み込まれているのではないかという事です。
オギャーっと生まれて、まず成長させなければならないのは、身体の機能です。その中でも、早い時期の正常な脳の発達と機能は、私たち人間が生きていくのに必要不可欠です。脳に加えて、内蔵の機能の正常な発達、体液の正常な循環など、考えれば山のようにする事があります。私の愛読書数冊の著者、西原克成氏によればヒト科ヒト属ヒトである私たちが、「大人」の身体に成長しきるのは、およそ24~25歳だそうです。
(続く)