傷つきたくない人達が、人を傷つける

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最近、「人生に道は二つしかない」と言うブログを書いていますが、その後ろ向きの人生を送る人たちの大きな特徴が「自分が傷つかないために、人を傷つける」事です。

人生と言う道の先へ先へと前進していくには、未知の世界へ向かっていてる勇気がひつようです。この勇気というのは、たとえ傷ついても、失敗しても、間違った選択であっても、もう一度立ち上がってやり直せるという自信です。

傷つかない、失敗しない、間違わない自信と言うのは存在しません!

昨今の人生に悩む人たち、人生を進む足取りが年とともに衰えてしまう人たちの大きな間違いは、此処です。 「自信がついてから、・・・しよう・・・。」と考える事です。いわゆる「転ばぬ先の杖」を持ちすぎて、新しい事に向かって伸ばすべき手が無いといった感じでしょうか?

皆さんは、ぎっくり腰で歩けなかった経験がありますか? 私はぎっくり腰で、まっすぐ立てなかった時に人ごみの中を歩くのがとても怖かった経験があります。 もし誰かがちょっとでも触れたら倒れてしまいそうで、倒れたら、また痛いだろうし・・・みたいなアアいった感じです。

要するに、転ばないように、傷つかないように気をつけすぎて・・・・っで、これがどう変化していくかというと、身体を固めて、息を潜めて、誰かが自分を傷つけるんじゃあないか、その前に防御しようと周囲の動きを常に警戒するようになります。いわゆる疑心暗鬼です。そして、次は人が信じられなくなる。

勿論この一連のプロセスの始まりは、自分に自信が持てない事です。例えば私のぎっくり腰の経験のように、自分の痛みに心身が忙しい時に、鈍感な他の人たちに対応している余裕はないですからねえ。身体が本当に健康でない限り、自信は生まれないのですよ。皆さん!

これが高じると、自分を守るために自分が傷つく前に、相手を傷つけるようになっていきます。いわゆる過剰反応というヤツです。もうこの辺まで来ると、24時間息を潜めたまま、息を抜く事なく人生を送るというのが習慣化してしまっていますよね。

身体の内側から緊張しているので、常に交換神経優位の状態にあり、身体が緩まないので血液、体液、活力が循環できず、月日を経る毎に体内にゴミが溜まっていきます。ゴミが溜まると代謝が悪くなり、全ての面で不完全燃焼の状態になり、イライラしてますます人にあたるようになっていきます。もちろん社交の場や仕事場では、良い顔を繕わなければならないので、大抵あたるのは一番大切な家族という事になります。また、こういった人たちは、甘いものやジャンク・フードが大好き。何故ならこういった食べ物は、瞬間的なリラックス感を与えてくれるからです。そして、こういった栄養素0の食べ物を口にする度に身体は益々不健康に陥っていきますので、さらに深~い悪循環に陥っていきます。これが、傷つきたくない人の典型的なパターンです。

傷つきたくない人達のなれの果ては、卑怯者と寂しい老後です。

寂しいとは、周りに家族がいても人生のパートナーやお友達がいても、

心が寂しい=心が貧しい人の事です。

「健康な身体に、健康な魂宿る」とは、よく言ったものです。

(続く)

 

 

 

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MAKIKO道場総帥。 幸せになる為の術を学ぶ道場をニューヨークに開設。 ポスチュア・バランス・エクササイズ発案と指導。霊感をもった、ナチュラル・ヘルス&ライフ・スタイル・カウンセラー、エネルギー・ヒーラー。 健康である事、自然である事が、人間を幸せに導くと確信する。 3次元の地球に生きる意味を、追求している。