次は、副腎です。
副腎については、「Adrenal Fatigue The 21st Century Stress Syndrome」 James L Wilson, N.D., D.C., Ph.D.著と言う本が出版されています。残念ながら、今のところ、英語のみのようです。
この本の中で、副腎は別名「a gland of stress」、訳すと「ストレスを司る腺(内臓)」と、説明しています。そして Your resiliency, energy, endurance and your very life all depend on their proper functioning. 訳すと、「皆さんの元気、快活さ、あるいは弾力性、活力、忍耐力、そして人生そのものがこの2つの副腎の正しい機能にかかっています。」となります。
また、GAPSのナターシャ博士のホームページに、
副腎
GAPS患者の副腎機能を高めるには
副腎の機能には、豊富な脂質とコレステロールが必要です。毎食、たっぷりの動物性脂肪と、コレステロール含有量の多い食物(卵黄、サワークリーム、バター、脂ののった魚など)を食べましょう。それから、睡眠も必須です! 睡眠不足になると、副腎機能が必ず低下します。夜は質の良い睡眠を十分に取るようにし、午後は毎日昼寝をしましょう。ストレスを減らすことも不可欠です。ストレスを減らすのは、実は皆さんが考えるよりも簡単です。何故なら、ストレスは起こった出来事そのものではなく、その出来事に対する皆さんの感じ方や態度に左右されるからです。公表されている研究結果も、その人の人生の捉え方や人生に対する態度によって、ストレスへの反応が大きく異なることを示しています。ネガティブに考えることが多く、よく心配する人の体内には、多種多様なストレスホルモンと、組織を破壊する化学物質が循環しています。それに対して、冷静でポジティブに人生を生きている人は、血中に存在する、ストレス関連の化学物質が格段に少なく、容易にストレスに対処できます。副腎を「疲弊」させてしまうのは、前者のタイプの人です。ストレスの減らし方については、素晴らしい書籍が多数出版されていますので、読んでみましょう。例として、Dale Carnegieの「How to stop worrying and start living」をご紹介しておきます。
と説明しています。(http://www.gaps.me/preview/?page_id=32から、訳は、阿部里果。)