損得勘定で生きる人は、損をする 2.

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何故、損得勘定で生きるようになったのか?という原因が、このマインド・セットを解くかぎになる。

それは、大抵その人の親が、「~ちゃん、良い子だから、~してちょうだい。」、「~をしてくれるなら、~を買ってあげる。」、あるいは「~をしてくれるなら、~をしてあげる。」的に、教えてきてしまった場合が多い。 その行き着く先の考え方は、当然 「貴方が愛してくれるなら、私も貴方を愛してあげる」というパターンである。

つまりこういう親に育てられた人達は、相手が主体の行動を起こすようになるのだ。相手が主体の行動をリアクションと呼ぶ。 それに対して本人主体の行動をアクションと呼ぶ。

リアクションは、自分ではない誰かや何かが起こした行動や状況に対して、反射的に起こる行動であり、ゆえに感情的な行動である事が普通である。それとは反対にアクションは、その本人の本能的でありながら理性的な行動である。

リアクションベースで行動する人は、他人に対する行動は反射的、感情的で、自分で止める事が出来ないくらい早い場合が多いが、自分で自分の人生をリードしなければならなくなると途端に、考え込んでしまうのだ。この時に何を考え込んでいるのかというと、行動を起こした場合、相手から愛を得られるかどうか計算しているのである。つまりこれが「損得勘定」の根底にある、その本人も、気づいていない事が多いらしい思想なのである。

(続く)

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MAKIKO道場総帥。 幸せになる為の術を学ぶ道場をニューヨークに開設。 ポスチュア・バランス・エクササイズ発案と指導。霊感をもった、ナチュラル・ヘルス&ライフ・スタイル・カウンセラー、エネルギー・ヒーラー。 健康である事、自然である事が、人間を幸せに導くと確信する。 3次元の地球に生きる意味を、追求している。