ブルーべりー・ジャムかブルーベリー・ソースか、お好きな名前でお呼びください。
何の事はない、クックしたブルーベリーです。
砂糖は勿論、蜂蜜も何も要りません。 ブルーベリーをお好きな量、御用意ください。 それからノン・リアクティブなお鍋。 ステインレスが、良いですね。
ブルーベリーを、良く洗って、残っている茎やドライになった花などを取り除きます。お鍋に入れて、弱火にかけます。木でできた調理用のスプーンで、焦げ付かないように、ゆっくり優しく全体をかき混ぜます。
徐々にブルーベリーから、ジュースが出てきて、お鍋全体に広がりますので、それまで辛抱強く続けてください。お鍋全体にジュースが広がったら、さらに弱火にして、それぞれのブルーベリーの実の中心まで、火が通るまでクックします。
知得(知っているとお得なポイント)この時に、しっかりと火を通さないと、保存中に、カビが生えたり、空気がなくても生きていけるボツリヌス菌が繁殖したりする恐れが出てきます。ボツリヌスで、死ぬ場合もありますので、御注意ください。万が一、こういった事が起こった際は、自然治癒では、間に合いませんので、すぐに西洋医学の病院に行くのが賢明でしょう。
トロミの程度で、ソースになるかジャムに近いか決まります。ブルーベリーはそれ自体十分な甘さがありますので、他の甘味料を一切いれずに煮詰めていくだけで、ヨーグルトにいれたり、ソースやお菓子に使えるくらい甘さになります。御自分のお好きなトロさ加減で、火を止めてください。
知得:多くのフルーツは火にかけすると、糖分があがります。この効果を利用して、お砂糖の代わりに使えます。クランベリーのように全く甘味がない場合は、ジャムとして使うなら、出来上がってから瓶につめる直前に、生蜂蜜を加えます。生蜂蜜は、生味噌などと同用、乳酸菌や生きた栄養素の宝庫なので加熱してしまうとそのせっかくのベネフィットが台無しになってしまいます。ですから焼き菓子に入れる以外は、できるだけ生に近い状態で召し上がるのが良いわけです。
煮詰まって、少しトロっとしてきたら火を止めて、すぐに保存用の瓶の口すれすれの所まで、できたての熱っついブルーベリー・ジャムを入れて蓋をキュッ閉めます。
室温に下がってくるまで、キッチン・カウンターにおいておきます。さめてくると、蓋が中にヴァキュームされ、真空状態になり保存可能状態になります。
瓶が十分にさめたら、冷蔵庫に入れます。 開封しなければ、6ッヶ月くらいは大丈夫です。蓋を開けたからは、なるべくお早めにお召上がりください。目安はシーズンにもよりますが、1ッ週間くらいまで、美味しく召し上がれます。
自家製ヨーグルトは、ウェブサイト中のレシピを御参照ください。