最近いらしたお客様で、歯茎が腫れて痛い。その歯茎に支えられている歯もグラグラして抜けそうだし、噛むと痛いので噛めない。彼女の歯医者さんは、上の歯茎の左から半分くらいを切開して膿を出し殺菌する手術を勧めたそうです。それだけで＄５０００すると言われて、彼女はショックを受けていました。さらにその後、切開した歯茎のコスメティック・サージュリーも必要で、勿論同じくらいお金がかかるとの事でした。全部で＄１００００？（ほぼ百万円） アメリカでは、歯と歯茎の治療は本当に高いんです。
でも本人は、西洋医学の恐ろしさを良く知っている、麻酔をかけたり抗生物質を使うのは嫌だという事で、私の所へ相談に見えたわけです。ちなみに彼女は、香港人。
私のお客様には、体の具合が悪くなったらブッシュ・ドクター（ナチュラル・ヒーラー）に行くのが当たり前の、中南米（アルゼンチン、コスタリカ、コロンビアなど）や、アジア（中国、香港など）の方々も、かなりいらっしゃいます。
クラニオサクラル・セラピーの粘膜と頭蓋骨から仙骨までのデュラ・マターをヒーリングするハンズ・オンで、歯茎の腫れはたった２回のセッションでほぼ完全に治まりました。後は本人のお手入れの仕方に全てはかかっているので、その方法を説明しました。
正しい歯と歯茎のお手入れ方法：
１．先ず、市販の歯磨き粉を使ってはいけません。リステリンなどのウガイ液も全て駄目。あの市販の歯磨き粉とウガイ薬で、口や鼻の中の常在菌は死滅してしまいます。結果的に、空気中のばい菌やカビ、寄生虫やその卵、塵や埃に含まれるペンキの等の金属など、全ての毒が粘膜を越えて歯茎の粘膜から体に入り込みます。歯茎の自体の炎症のみならず、将来的にはそこから血流に乗って体中に回り、別の病気を起こします。
最近は、腸内細菌の健康のために発酵食品が流行っていますが、腸内細菌以上に全身に満遍なくスプレッド・アウトするこの常在菌を大切にしなければ、意味がありません。
２．シーソルトで、歯を磨く。歯も歯茎も健康な方は夜だけ、あるいは一日おきくらいにシーソルトで磨くと良いでしょう。歯と歯茎が不健康な方は、食べた後一日3回、シーソルトで磨いてください。 誰だったか、もう忘れちゃいましたが、「リンスするんですか？」とアホな質問をして来た人がいますけど、勿論、最後に水でリンスするんですよ！
リンス（この場合ウガイ。）しなかったら、塩も磨いて取れたゴミも胃袋に流しちゃ言うんですかねえ？つまり食べちゃうって事？ ちょっと考えれば、解るでしょう。こういう時こそ、頭を使うんですよ。
３．歯も一本一本、良く磨いてくださいね。全ての歯の表面がツルツルになるまで。歯と歯茎との境目なんかも、ザラザラが残っていないように。
４．最後に、こういった歯茎の炎症や虫歯のある人は、綿の布（ガーゼ、手ぬぐいを小さく切った物とか。）で、歯と歯茎を隅から隅まで拭く事。
彼女は一週間で、歯茎は綺麗なピンク色、グラグラしていた歯もしっかり固定され、オマケにニコチンで（彼女はタバコを吸う。）黄色くなっていた歯が真っ白になりました。
この歯磨きをきっちり毎日、3ヶ月ほど続けるように支持し一件落着。歯茎が元気になったら、背骨も真っ直ぐになって姿勢も良くなったと、勝手に喜んでいました。 私に＄１００００、払ってほしい・・・・・。
歯茎が腫れていれば、白血球は大忙し、リンパ液も大忙し、椎間板の間を行き来する体液は勿論大忙しで免疫力は衰えます。という事は、再生力は衰え老化が進む。長～い説明を省きますが、歯と歯茎が不健康なら、背筋は真っ直ぐにならないわけです。一事が万事とは、正にこの事！
皆さんは、どんなお手入れをされているんでしょうねえ？歯医者まかせかな？つまり他人任せって事ですね。歯医者に行ってお手入れをしてもらうと、かえって歯茎が傷ついて腫れたり、後しばらく大変なので、私は10年に一回くらいしか行きません。
それから、歯と歯茎自体は何できているか、勿論御存知ですよねえ？ ご飯ですよ。ご飯！当然、歯はカルシウム。解りますか？ でもねカルシウムだけ食べても駄目ですよ。カルシウムを歯や骨にするためには、コラーゲンとかビタミンDとかAとか、もっと色々トレース・ミネラルとか必要なわけです。つまりカルシウムが体中に取り込まれやすいダイエットをする必要があるわけです。
先ずそれには、お菓子（砂糖、小麦粉、MSG、いろいろな食品添加物、酸化したオイル等のミクスチャーですからね。百害あって、一利なし。）をやめる事！ Ok?
あの皆が食べている日本のお菓子類ねえ。「その一口が、豚の元。」って確か昔誰かが言っていましたが、豚になるだけでなく心も体も両方醜くなります。あの御菓子を平気で食べる人に、心の綺麗な人はいません。何てたって、あの御菓子の中の毒は脳みそにとって猛毒です。ですからアレを食べている人達は、キレタリ、いつもイライラしたりしています。だいたい低体温で、手先足先、ついでに心も冷たいです。
