人生は脱皮の繰り返しである。脱皮、つまり新たな自分(=真の自分)を発見する時。これがなかったら人生は、味気ないつまらない物になってしまう。
私みたいなヒーリングに従事する人間にとって「ヒーリング=心開く瞬間=脱皮=真の自分にい一歩近づく時」という図式になるが、脱皮は人生の道標であると言える。自分が正しい道を歩いていけば、この脱皮という道標に出くわすのである。
何度も脱皮して、最後にエンライトメント(悟りを開く)されるのである。
脱皮への道は自分の内側に残る短所(ネガティブな心)=エゴに、目を向ける所から始まる。それが正しい方角なのだ。
このブログでも、うちの会社のFace bookでも、エゴと姿勢の関係について随分お話してきたが、自分のエゴに目を向けないと人生は良い方向に進んでいかない。(注・このFace bookは、会社用のみで、パーソナルにはやってませんので、悪しからず。)
エネルギー・ヒーリングにおいて、エネルギーの状態を見る三つの主要なポイントは、
1.質 2.ボリューム 3.流れる方向
であるが、この3番目の方向は二つしかない。自分のエネルギーが、自分の心の中心に向かっているか、外へ向かっているかのどちらかである。きちんと自分のエゴと向き合っている人は脱皮する時が必ず来るし、エゴから外へ向いている人は脱皮出来ない。
2012年は、私にとって脱皮の年である。多分今年に入る前から、準備万端整っていたのだと今から振り返ると気がつくのだが、今年に入ってからの私の人生の変化は、ちょっと凄い。うっかりそっぽでも見ようならば、もう自分の変化について行かれないくらいの勢いなのだ。随分前から、世間ではそれこそマヤ・カレンダーの最終期に入る「2012年」からの地球における変化について、散々いろいろ言われてきたが、私はそれ以上に自分と自分の人生の変化に驚いている。
私の場合、小学校でいじめにあってピーピー泣いていた事は以前このブログにも書いたが、中学校に上がる直前に大きな脱皮にあって以来、自分と言う人間に興味を持つ事の大切さに気がついた。
このブログをずっと読んで下さっている皆さんは覚えているかもしれないが、私が人生の危機に立たされると必ず私の耳元でささやくあの声のお陰なのだ。ニューヨークに移住する以前のまだまだ子供だった私には、この耳元でささやく声の存在が支えになった。
幸運にも人生の早い時期にこの耳元でささやく声が私に教えてくれたのは、
1.人生における全ての答えが、自分の中にある事
2.自分を愛する事なしに、他人を愛する事は出来ない事
3.自分の人間としての成長が、自分を幸せにする事
といった人間の成長における三つの重要な基本事項を学ぶ事だったと今振り返ってみて思う。
この声の持ち主を、うちの母は私の守護霊様と呼んでいる。母によれば、彼はとても大きくて強い仁王様のような男の人だそうだ。ちなみに彼女は私以上に視える事が間々ある。
またまた話が余計な所に行ってってしまったが、子供の頃は誰にでも超自然界からの助けが、ささっと来てくれるのである。しかも脳みそがまだ柔らかいので、聞く耳も開いていてそういった現象もキャッチしやすいのだ。家のような、そういった事に関する親の理解も、重要な助けになると思う。
親がそういった事に理解がない場合、「そんな変な事、言わないの!」なんて、ピシャリと言われたりした日には、子供の心は頑なに閉じてしまうだろう。そしてそういった超自然界と自分の魂との繋がりを大人になるにつれて忘れてしまうか、蔑ろにしてしまうようになる。
「7歳までは、神の子」と言われるのを、皆さんは御存知だろうか? しかも何歳までだったか、忘れてしまったが胎児の頃から子供とお母さんは、心臓から出る超音波みたいなハート・エネルギーでつながっていて、お母さんが思う事は口に出さなくても全部子供に行ってしまうのだ。これを研究しているサイエンティストのチームがカナダ(だったと思う)にある。
女性は妊娠してお母さんになる準備が始まると、このハート・エネルギーを通してのコミュニケーション回路をお腹の赤ちゃんと自分の間に自然と作る。
真のコミュニケーションが、言葉ではなくエネルギーを通して行われる事を知っているのである。
この辺が自然の偉大な所であり、人間がやっぱり自然の一部であるという事を無視できない理由である。
(続く)