何にでも「いいよ、いいよと受容れる」。このいわゆる一般的に良い人、誰にでも、何にでも「NO」と言わない人ねえ、彼らはかなりの頑固ですよ。
の続きですね。
そうなんです、目で見て判断する方には理解出来ないと思いますが、体感で彼らのエネルギーを感じれば、私が何故そういうのかが理解出来ます。
ガボール・マテという、バンクーバーのお医者さんが書いた「身体がノーと言うとき-抑圧された感情の代価」(日本語訳、日本教文社出版)に、私が言っている事が詳しく説明されていますので、良かったら読んでみて下さい。
この「NO」を言わない、あるいは言えない人達は、それをしない事が良い事だと信じきっているんですね。そして今まで信じてきた事を、必要に応じて変える事が出来ない。やっぱりこれも頑固の一種なんです。
頑固であるかないかは、臨機応変に物事に対応出きるかどうかです。臨機応変というのは、柔軟という事です。身体を固くして、自分の内なる真理を無視して「YES」と言うのは、決して良い事ではありません。
神様は、皆さんがどんなであっても自分に正直な人が好きなんですねえ。と言っても、神様はエコヒイキしたりはしません。好きと言うより、自分に正直でないと神様に皆さんの声は届かないと言った方が、的確ですかねえ。どうしてかって?自分に正直でない人と言うのは、心に沢山のブロックを持っているんです。そのブロックが皆さんのエネルギーのトラベリングを邪魔してしまうんです。
人生には「YES」と「NO」と、両方あって当たり前なんです。「YES」と「NO」は二つで一つ。それは昼と夜、光と影、男と女、白と黒、平和と戦争なども、陽と陰、二つで一つなんですねえ。
「NO」をこの世から消したら、「YES」も無くなっちゃうんですよ。
この相反するように見える二つが一つであるのが、地球における自然の摂理であり、私たち人間が今学ぶべき事なんですねえ。
全てはバランスなんです。このバランスは、一人一人の人間にとってそのあり方が違って当たり前ですし、自由なんですねえ。誰かのバランスが、他の人のバランスより上だとか、正しいとかいった事は、実は存在しません。それはお馬鹿な人間の作った空想なんです。
その人間としての自然の姿である人々の違いを許し、受容れようとする姿勢、それが自分の心の奥深い内に向かう姿勢なんですねえ。
そして、その先に神様のエネルギーと繋がるラディオ・ウェーヴとチャネリングできる場所があるんです。
(続く)