一般的に、野菜は健康の元と考えられがちです。
私の所へいらっしゃるお客様の中にも、「お食事は、どんな物を召し上がっていますか?」とお聞きすると、「健康的なものを食べているので、問題ありません」とお答えになるので、「健康的、とはどういう意味ですか?」とお聞きしますと、「ヴェジタリアンです」とお答えになる方が良くいらっしゃいます。
ヴェジタリアン・ダイエットがその方にとって健康的であるかどうかは、プロビオティックのバランスによります。また、住んでいる場所の気象状況、住んでいる土地に含まれるミネラルのバランス、職業、生活習慣などを考慮しなければ、何とも言えません。
特にこのブログで何度も御紹介している Leaky Gut Syndromeにかかっている方々には、野菜の食物繊維が毒になります。
野菜は全て、炭水化物です。
炭水化物についての説明は、ちょっと下記のサイトからお借りします。
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-018.html
「炭水化物は炭素と水素の化合物で、たんぱく質、脂質と並ぶ三大栄養素のひとつです。食物として体内に取り入れられエネルギー源となる糖質と、体内の消化酵素では消化できない食物繊維があり、糖質は単糖類、少糖類、多糖類に分類されます。」
単糖類というのは、大抵精製された野菜です。白い米、小麦粉、砂糖(ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトース)などです。
こういった物が身体に悪い事は、このブログを読んでいらっしゃる皆さんは、良くご存知でしょう。
ここで問題なのは、健康な消化システムを持っている人にはベネフィットになる多糖類の内の難消化性多糖類(食物繊維)が、Leaky Gut SyndromeやCeliac disease にかかっている場合は、毒になってしまう事です。
このわざわざ難とついている消化し難い多糖類を、グルテンと呼びます。グルテンフリーというダイエットは、こういった物を避けたダイエットという事です。
(続く)