生まれた直後から、今までにこういった事がありましたか?
以下に御紹介する状態、症状は、将来、あるいは現在のLeaky Gut Syndrome – アトピー、花粉症、アレルギー、情緒不安定、自閉症、多動症、発達障害、発育障害、スキッツフェルニア、うつ病など-の可能性(サイン)を示す物です。
勿論、程度の差もありますし、全員が全員病気になるわけではありません。
ご参考までに、いくつかの徴候を挙げておきます。
- 胸やけを起こす。赤ちゃんの時に、胸やけを起こすと、とても痛がって仰け反るような動きをしながら、ひどい泣き方をします。
- 母乳や食べた物の逆流。
- 下痢や便秘を繰り返す。
- 赤い発疹。
- 皮膚の腫れ。
- アトピー (アトピーはleaky gut syndromeのどちらかと言うと、軽い方です。)
- 夜、なかなか寝つかない。
- 夜鳴きをする。
- 中耳炎を繰り返す。
- 始終、風邪をひく。
- 日光や光が、異常に眩しく感じる。
- ある物事に異常に執着する。
- パンケーキ、ピザ、パスタ(特にソースなし)、パン、フライド・チキン、フライド・ポテトのような精製された食品や、お菓子などしか食べない。(これは、少し大きくなってからですね。)
- 御両親と目を合わさないなど、コミュニケートしない。
- ある程度の年齢になっても、書けない、読めない、話せない。
Leaky Gut Syndrome というのは、「防止策」のブログで御紹介しましたように、体内環境の悪い状態なのです。上記の徴候があった時は、この前のブログに御紹介した「自分で出来る、自閉症、学習障害、情緒不安定などの改善法」を、直ちに試してみてください。お子さんの場合は、迅速な対応がその後の結果に大きく影響します。
悪い体内環境が続く事で、結果的にいろいろな病気になるわけです。脳に異常を来たすか、皮膚に異常をきたすか、あるは別の形で出てくるか、それは全く個人差がありますので予想できません。
自閉症などの目だって解る症状にならなくても、お子さんの学校での理解力や、周囲の人、お友達とのコミュニケーション力の邪魔をしている場合が多々あります。本人は一生懸命やっているのに、なかなか学力や体力が上がらないといった、精神的なフラストレーションになるのです。以上に挙げた事柄は、大人にも言える事だと思います。
薬を止めたいうつ病のクライアントさんが沢山いらっしゃいますが、これは食事の仕方に端を発している事が多いのです。そこにうつ病の薬を摂らせたら、一生治らないという事になってしまいます。お子さんのイライラの原因は、大抵病気自体にはなく、生活習慣にあると考えるのが基本です。私は「ニート」や「キレル子」と呼ばれるお子さんの状態は、この辺から始まっているのではないかと思っています。勿論、食事習慣にプラス親御さんの気づかないストレスが加わっていると思いますが。
もう一度言いますが、上記に挙げたような症状があっても、見たところ全く普通のお子さんもいらっしゃいます。
ただ、こういった状態や症状が続くと、子供の時に何ともなさそうに見えても大人になってから、免疫不全系の病気になりやすいのです。免疫不全系の病気とは、癌、糖尿病、甲状腺ホルモンの不バランス、アトピー、うつ病などです。
ですからいつでも体内環境を整え、免疫機構を正常に保つ事が一生を通しての健康、果ては幸せな人生に欠かせないポイントとなってくるのです。
これらの免疫不全は、悪い生活習慣の結果です。悪い生活習慣が、皆さんの遺伝子に常に悪い影響を及ぼせば、当然悪い遺伝子に変化していってしまうのです。あるいは悪い遺伝子を持って生まれても、生活習慣の改善によって、善い遺伝子に変化させる事が出来ます。
善い生活習慣とは、主に、バランスの良い食事、地球の重力学にあった機能的な動き=身体の姿勢を整える事、そして自分の魂に従った正直な生き方=ポジティヴな思考パターンなどです。