3月30に付けのMetro (ニューヨークで発行される、無料の新聞。毎朝、地下鉄の駅の入り口で配られる)によれば、
「アメリカでは、現在88人の子供に1人の割合で自閉症であるという記事が掲載されていた。これまでで、最高の推移である。これは、2006年から25%の増加、2002年からは、2倍の増加だそうだ。何が原因かの研究がもっと必要であり、すでに自閉症で困っている人達へのサポート・サービスが必要である。」
昨年の7月頃から、このブログ中で自閉症や情緒不安定、それにリンクする子供たちの症状改善のための、情報を御紹介してきました。読んでくださっている方もいらっしゃるでしょう。
もう一度ここに御紹介しますが、イギリスのDr. Natasha Cambell-McBride MDが書いた、「Gut and Psychology Syndrome」には、自閉症を改善する、あるいは防止する方法が書かれています。他にも沢山の医学博士が、食事と病気の関係について本をだしていますし、子供の発育と食事習慣についても書かれた物が沢山あります。そんな中でも、この本はとても解り安く悪い食事習慣がどんなに健康に影響を与えるかについて説明した、優秀な本だと思います。
医者であった彼女は、自分の息子が5歳にして自閉症になってしまった事によって、真剣にこの研究に取り組む事になり、その結果をこの本に書いています。また、これを読んだ自閉症のお子さんを持つ何人もの親御さんが実際に試して、効果を上げているものです。
完治までは、いかないかもしれませんが、お子さん達は普通の子と同じように、社会に適応出きるようになります。ただその鍵は、一日でも早いスタートなのです。
また、この本はダイエットのみに終始していますが、フェルデンクライス・メソッド、クラニオ・サクラル・セラピー、霊気と、そしてフード・セラピストである私は、これらのトリートメントを同時にする事で、新たな原因の発生を防止するだけでなく、自閉症というコンディションによって失われた脳の機能を回復する事の大切さを、知っています。
その失われてしまった部分を回復するには、それこそ早く始めなければなりません。
フェルデンクライス・メソッドとクラニオ・サクラル・セラピーは、随分前から自閉症を初めとするお子さんの発達障害、学習障害の症状改善に貢献してきて、かなりの実績を上げています。またエネルギー・ヒーリング(霊気は、その日本的な物)は、全ての症状に効果があります。
皆さんに知っておいて頂きたいのは、自閉症のお子さんに医薬品は禁物です。何故なら、医薬品、ワクチン、食品添加物、農薬、環境汚染などの、人工化学物質が元々自閉症の原因であるからです。
お子さん達が、不健康になるのはこういった不自然な生活が原因です。生まれて初めの21時間で、肌の温もりや臭いからお母さんとの見えない絆が築かれ、その絆を頼りに次の21日間で人間として完全な免疫力が発達するか、その後一生不完全な免疫力で過ごさなければならないかが決まります。西原克成博士著の「赤ちゃんは、いつ人間になるのか」と言う本によれば、身体機能の全てが整い生物学的に人間になるのは、24歳ごろともあります。
そしてスピリチュアルに言えば、7歳までは神の子とも言うのです。
自閉症も大体、7歳くらいがそれ以前に育たなかったコミュニケーション能力、社会への適応性を、再生できるボーダーラインと言っても良いでしょう。
もし、このまま人間のネイチャーにとって不自然な社会が続くなら、自閉症、情緒不安定、発達障害、学習障害、そして最後にうつ病(これらの病気の原因は、ほとんど同じです。)で苦しむお子さん、つまり将来の大人が増えて行く事は確実です。
それを止める事が出来るのは、「勇気と真の愛の正しい使い方」を知っている御両親だけなのです。