そして、ビル・モヤーズの「じゃあ最近の結婚は、どうしてこうも不安定なんだ?」という質問に答えて、
” …….. if the marriage isn’t a first priority in your life, you’re not married……..”
「・・・・・・・もし今世での優先事項が結婚でない場合、その人は結婚しない・・・・・」と、ジョセフ・キャンベルは言っています。
と前回の最後に書きました。
以前、有名なピアニストのフジコ・へミングさんが、ヒーラーの江原さんに、
「・・・・・・素晴らしいピアニストとしての才能を与えられたましたが、今世では人生のパートナーとは出会わないようです。」
といったような事を告げられていたのをテレビで見た事があります。
ですから、人それぞれ人生の目的が違い、全員結婚するわけではなく、全員が結婚する必要もないという事です。
それにしても、結婚するまでの私自身を含め、結婚という素晴らしい経験を見逃してしまっている、あるいは遠くへ押しやってしまっている女性たちが沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
もったいない話だと思います。
私もそうでしたが、長い間女性がシングルでいると楽チンで、一生それでも良いかと思ってしまう事があります。特に、仕事や商売が上手くいっていて金銭的に困らない、あるいは成功しているシングル女性達は、一人でも充分楽しくやっていけるじゃあないかと思いがちです。また、お友達と始終出かけて、充分人生を楽しくすごせる状況がセッティングされていれば、なおさらでしょう。
そして今パートナーのいる方でも、「もしかしたら、将来別れの時が来るんじゃあないか?」とか、「本当に私の事を愛してくれているのかしら?」みたいな女性としての自信の無さから来る疑心暗鬼は、自分の人生の邪魔をしてしまう事が多々あるでしょう。
恋愛は、勝ち負けではありません。例え、もし今お付き合いされている男性と上手く行かなくても、それにしがみつく事も拒絶する事もありません。相手が貴方と別れる事を希望するなら、それは受け入れるしかありません。勿論初めは悲しいでしょう。それは物質としての彼という存在を失ったからであって、もし貴方が素直に彼の希望を受け入れてあげたなら、貴方達は一生心の奥で真の愛を通して繋がっています。
私がお付き合いした男性達は、別れた後も色々な事で、私の人生やビジネスを助けてくれたり、お誕生日にグリーティングをメールしてきたり、お花を贈ってくれたりしています。彼らは、本当に私の事を愛してくれていたんだなあと、感謝します。
「思い」というのは、離れていても伝わる物ですから、「ああ、あの人今どうしているだろう?」と思うと、あちらでも同時に思ってくれているものです。別れの時がスムースであればあるほど、そうです。するとそういった人達のポジティブなエネルギーが貴方の人生を応援してくれるようになります。
ですから、別れた後に恨みや怒りを自分の心に残してはいけません。勿論、それはお付き合いした事のある男性だけではなく、過去に一緒にいた事のある全ての人々に対してですが。
そうして男性だけでなく、人々との係わり合いを通して人生を素直に受け入れる事を学んでいきますと、自分にとって適切なタイミングで、適切なパートナーに出会うのだと思います。
自分に適切なパートナーとは、前回のブログで御説明した、実は自分の一部である存在なのです。その大切な存在と出あった時には、貴方の心が教えてくれるわけです。
皆さんは、普段から御自分の心とお話をしていますか? ご自分の心が貴方に話しかける時、耳を傾けていますか? これ、普段から練習していないと、出来ないんですよ。
ご自分の心のニーズを受け入れていますか?普段から、真の自分を押し殺して生きていると、いざ本当に必要な時に真の自分は助けてくれないです。