“………It’s different from a love affair. It has nothing to do with that. ………. When people get married because they think it’s a long-time love affair, they’ll be divorced very soon, ……….But marriage is recognition of a spiritual identity……….”
「結婚は、恋とは違う。結婚と恋は、何の関係もない。人々が結婚を恋の長時間物と混同すると、結局彼らはすぐに離婚する事になる。結婚とは、魂の認識なのである。」
“If we live a proper life, if our minds are on the right qualities in regarding the person of opposite sex, we will find our proper male or female counterpart. But if we are distracted by certain sensuous interests, we’ll marry the wrong person.”
「もし私たちが自分に適切な人生を歩み、自分の反対の性についての正しい認識を持つなら、私たちは自分に適切な相手を見つける事ができる。しかし、もし私たちが、いろいろな乱れた考えに左右されるなら、間違った相手と結婚する事になるだろう。」
結婚する相手と恋の相手は、必ずしも同じではないという事ですね。彼はこの本の中で、結婚する事は、子供を生んで育てる事が目的ではないと言っています。勿論それは、結婚生活の一部である場合もあるけれど、例えば子育てが終わったら離婚してしまうケースや、離婚まで行かなくても、夫婦としての心の繋がりが希薄になってしまうのは、正しい結婚ではないと言っています。
子は鎹(かすがい)と言いますが、鎹に頼りすぎて、夫婦自身の人間としての成長、魂の成長に磨きをかける事を忘れては、結婚の真の意味を見逃してしまうという事です。
私は結婚してから、自分という物をそれ以前にもまして、深く見つめる事が出来るようになりました。私にとって自分を磨く事は、自分のビジネスであるヒーリングアーティストとしても、セラピストとしても、大変に重要な事です。これは、余談ですが、自分の問題に向う事が出来ないようなセラピストでは、クライアントを納得させる事は出来ないと思うからです。
一人でいた時間が、とても長かったので結婚する事など、以前は想像も出来ませんでした。でも、神様のお告げを信じて結婚して、とても良かったと思っています。
結婚した自分の魂の片割れ、つまり私の旦那様は私の鏡です。結婚した事によって、自分の真実を映し出す鏡を始終手元に置くことになります。彼と喧嘩や言い争いをする事で、自分の中に残っているエゴを詳細にそして明確に出来るようになります。
勿論そこで見つめる事になった自分のエゴに対してどういう姿勢をとるかが、その結婚が成功するかしないかの重要な鍵となって来ます。
多くの女性が良く口にするのは、「彼のこういう所が嫌い、ああいう所を変えて欲しい。」といったコンプレインです。でも、こういった彼との間のイライラの原因は、自分の中にあります。ご自分の思い込み、つまりエゴに原因があるのです。
この自分のエゴを学び、少しずつ自分のペースで自分をヒーリングしていく事の出来る場が、結婚生活なのです。
(続く)