自閉症のお子さんが急に増えてきたのは、ここ15年くらいでしょうか?一番最近のデータでは、UK,USでは、150人に1人、スウェーデンでは、141人に1人、フィンランドでは483人に1人の割で、自閉症だそうです。
さて日本では?日本のデータは、知らないんですよ。申し訳ない。でも、確実に増えています。それは確かです。
Anyway,ではどうして最近になって増えてきてしまったのでしょうか?
実は自閉症は、1930年の初めに人間がアンティビオティック(抗生物質)を取りはじめた頃に、起因しているんですね。そしてその影響が促進されたのは、アンティビオティックの乱用が盛んになった第二次世界大戦以降という事になります。そうすると私たち(ええ私は来年50歳ですから・・・。)の2~4代前から、という事になります。
アンティビオティックによって、病気知らず???の生活を手に入れたように見えた人間たちは、アンティビオティックに頼るようになっていきました。最近では、ちょっとでも痛かったり具合が悪かったりすると、直ぐ薬を飲む人が沢山います。
アンティビオティック(抗生物質)が何故いけないのかというと、人間を病気にしている菌だけでなく、人間を健康にしていた菌まで殺してしまう事なんです。人間のGut(内臓)、この場合特に消化器官(口から始まって、胃、腸、肛門まで)は、普通腸内細菌叢=プロビオティックスで覆われています。この覆いが死んでなくなってしまうと、いろいろ身体にはいてくる来る毒が、腸管の壁を越えて血管に入ってしまいます。
また、このプロビオティックが、私たちの食べた物を消化して必要な栄養素に変換する役目と、食物に含まれる毒を分解して安全な物にする役目の両方を担っていますが、プロビオティックスの生態系が崩れる事で、栄養不足に加えて、食物の毒が血管に進入できるようにもなってしまうのです。
アンティビオティックスに加えて、本物ではない毒だらけの食事+間違ったワクチン接種+環境汚染などによって、人間の「プロビオティック=腸内細菌=体内に住む健康に必要な微生物たち」の生態系は、さらに崩れると言う具合に、今では卵が先か鶏が先か見たいな悪循環に陥っているわけです。
前出のマクブライド博士によれば、第二次世界大戦以降存在しない微生物はすでに沢山あるそうです。野生の生物たちだって、もういない生物たちも沢山いますよねえ。人間の体内も体外も、色々な人工の化学薬品で汚染されているという事です。
医学が利益追求に走り始めたのが、大間違いですね。ちなみに、医学が元になって起こる病気を医原病といいます。現代病は、ほとんど大抵医原病だと私は思っています。私は父が、医原病でうつ病と診断され、それを食事と運動で治した経験があります。(父のうつ病については、別のブログに書いて見ます。こうご期待。)
ご自分のお子さんの自閉症を食事療法で治したマクブライド医学博士のラボで解ったのは、
1. 自閉症のお子さんを持つお母さんのプロバイティックは全員が全員そろって不完全である事。
2. そのお母さん達のお母さん、つまり自閉症のお子さん達のおばあちゃんのプロビオティックは、お母さん達よりは良いけれど、やはり不完全である事。
3. 胎児は0プロビオティックであり、お母さんのプロビオティックの宝庫であるはずの産道(膣の中)を通る時に、その既に2代に渡って不完全なプロビオティックを受け渡される事。
そして、不完全なプロビオティクを受け渡された赤ちゃんが大人になって自分の子供を出産するまでに、ワクチン、抗生物質、食品添加物、農薬、空気中からの毒(寄生虫、カビ、ばい菌、家やビルを作る材料の中にある毒)、歯磨き粉、洗剤など直接身体に入ってくる毒、医薬品、避妊ピルなど、物凄い量の毒が身体に進入します。
不完全なプロビオティックは、こういった毒の血管への進入を阻む事が出来ません。そして、不完全なプロビオティックを持っている人の免疫力もやはり不完全ですから、入ってきた毒との戦いに勝つ事が出来ません。これらの毒は、どんどん体内深く進入し、ついには脳にまで達します。そして脳の発達障害、機能障害が起こるわけです。
食事療法でかなり症状が改善されたお子さんの血液検査と尿検査の結果を見ましたが、驚くほどの毒が身体中を回っていました。特に、カドミウム、水銀、鉛、鈴の量は、異常でした。気になる方は、血液検査、尿検査などで、御自分、またはお子さんの体内の毒の量を調べてもらうと良いでしょう。
(このお子さんのお父さんにインタヴューをさせてもらいました。後ほどその音声を、ブログにだします。)
最初のおばあさんの代あたりでは、大した症状にはならなっかったわけです。その次のお母さんの代くらいから、子供の頃あるいは大人になってからも、消化不良、便秘、下痢、胸焼け、食べた物の逆流、アトピー、ニキビなどの皮膚疾患、小児喘息、アレルギー、中耳炎、しょっちゅう風邪をひく、水虫、カンジダ、イーストなどのカビの症状となって現われてきます。そのお子さんは、ADD,ADHD,失語症、自閉症、うつ病、分裂症、学習障害、発達障害と症状がさらに世代を超えて重くなっていくわけです。
つまり自閉症は一代でなるのではなく、親子3~5代くらいかかって発生するという事です。言っておきますが、遺伝ではありません。繰り返される事で、悪化する生活習慣病です。
ここで大切なのは、この異常な健康状態の責任は誰にあるのかという事です。勿論、お母さんのせいでは、ありません。
うちの祖母だって、せっかく自然に漬けた美味しい、しかもプロビオティックの宝庫である糠漬けに、「これをかけると美味しくなるのよ・・・・。」と言いながら、わざわざ味の素をふって私たちに食べさせていましたから。うちの母だって、「あの頃は、味の素を食べると頭が良くなるとさえ言われていた。」と証言しています。
また、子供の頃に風邪をひくとお医者さんが、抗生物質と一緒に胃薬を処方していました。あのとってもまずい粉薬です。という事は、抗生物質は胃に悪いって、知っていたわけですよ。あんなまずい胃薬じゃなくて、プロビオティックを一緒に出すなら、もう少し賢かったわけです。避妊ピルなんて女性のプロビオティックの宝庫=膣の中を壊滅状態にしてしまうのに、アメリカでは普通の事のように服用されていますし、日本もアメリカも消費者をこういった医原病及び食品の毒から守ってくれる風潮がないのです。
守ってくれるどころか、テレビのコマーシャルで毎日のように嘘の宣伝が流れています。その最たる物が、ブレックファースト・シリアル(コーン・フレーク、チェリオス、ライスクラッカー等)です。チェリオスなんて、あれを食べるとコレステロールが下がるなどと言っていますが、あれは真っ赤な嘘です。(これ関しては後ほど、別のブログで御説明します。ああ何時間あっても書ききれない。)
どうしてUSDAまたは農林水産省は、人の健康、人生、命に関わる事なのに、コントロールしないのでしょう?結局社会の体質、政治の質の悪さ、金儲け主義が、こういった形で出てきたのでしょうね。自分の子供が自閉症になったら、どう思うんでしょうねえ?
先ほど御紹介した、お父さんのインタヴューの中に、彼が「・・・・・・・・・強い親だけにこの自閉症という課題を神は与えたのです。それは私たちがそれを乗り越える事で、大切な何かを学ぶ能力を持っているからです。・・・・・・・・・」とおっしゃっています。
長い間、マテリアリズムに翻弄されてきた社会が、忘れられていた家族の絆を育む事を学びなおすためにこの自閉症という課題が、与えられたのだと私は思います。真に子供たちに必要なのは、何なのか?お金なのか愛なのか、親たちがそして社会全体が、考え直さなければいけない時に来ているのだと思います。
勿論自閉症だけではなく、最近の異常な自然現象や世界中に連鎖する経済の悪化、いろいろな国々で起こる抗議デモや革命などからも、今、私たちは、人間とは何なのか、どうしたら皆が幸せになれるのか、皆が頭をつき合わせて考え、助け合っていかなければいけない時代に来ているのだと思います。
自閉症は、自閉症のお子さんを持つ御両親だけの問題では、ありません。
政治、経済、社会全体のあり方の問題であり、責任です!