白身魚のオーヴン焼きとメロン、完熟トマト、オリーヴのサラダ

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8月29日(火)のお夕飯。

食べ物がくっつかないように、オーブン用のトレイに軽くオリーヴオイルを塗る。

ジャガイモを薄く切り、その上にスライスした鰈 (レンシピには、鯛の一種とあった。でも、今日は鯛が手に入らなかったので鰈にした。)を置く。そして塩(シーソルト)、胡椒して、家のテラスで取れたミントの葉を置く。また、その上から、オリーヴオイルを適量、全体にたらす。

 

オーブンに入れて華氏400度で30分焼くと、次の写真のようになる。

 

 

魚がオーヴンに入っている間は30分足らず。特に鰈は脂肪分があまりないので、20~25分で良いと思います。後はお好みで。その間にもう1品作る。

 

今日の2品目は、サラダ。トマト(出来れば完熟)、カンタロープ・メロン(夕張メロンのような黄色のメロン)、とカラマタ・オリーヴを、適当に切って、ライムのジュース、シーソルト、黒胡椒、オリーヴオイルと和える。

余計な事だが、この「和える」という言葉は、とても素敵な言葉だなあっと、今思った。混ぜるのではなく、和える。違った物の味を融合=和合するという事かな?こういう時、「何て日本語って素晴らしいんだろう!」と思う。小さな事かもしれないけれど、私にとっては感動の一瞬だ。

サラダの続きであるが、先ほどの和え物に、食べる直前にボストンレタス(ロマーニレタス等のサラダ菜なら何でもOK.ベービー・スピナッチなどは灰汁が強いので合わないと思う。)を、今度はボストンレタスのパリパリ感が失われないように、軽く混ぜる

このブログを描きながら、気がついた事は、「混ぜる」と「和える」の行動の違いである。

「混ぜる」のと「和える」のは、体の動き、手の使い方、心理的&感情的ステイタスも違う。なるほど、こういう所で感性をみがくのだ。だから、料理はアートなのである。沢山の人が感性や直感を磨く方法が頭を鍛える事だと思っているようだが、感性を磨くには、体の動き、姿勢を磨く事が初めの一歩である。なんてったって、私たち人間の感性の素は五感*なのだから。自分の体内で起こる感覚をどの程度のリソリューションで認識できるか否か、それが感性が鋭いか鈍いかの違いである。それを称して、Sensory Motor (Sensorimotor) と呼ぶ。

アーティストでも、多くの人を感動させるような作品を作る人は動きがしなやかで、繊細である。

感性を磨くなら、姿勢と動きを学ぶべきである。

*五感(感覚器官)とは、視覚(目)、聴覚(耳)、嗅覚(鼻)、味覚(舌)、触覚(皮膚)の五つである。そして、真空状態の細胞間で、直感=第六感=霊感が働くのです。また、肉体的物質的五感が開き、バランス良く連動して初めてこの第六感が働くんです。人生、全てはこの五感から始まるんです。