人生に幸せをもたらす姿勢 第3回 良い姿勢を支える足 : Jul 16 2009

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マキコメソッドで、身体の姿勢を考える時に一番大切なのは足です。
足の動きが不自由であれば、皆さんの全身の動きも雑になり、無駄が増えます。理由の無い疲労原因は、ここにあるのかもしれません。足下が安定しなければ、歩く時のバランスも悪くなり、心も不安定になります。これが出不精、怠惰、ひどくなれば内向的性格、あるいは自信の無さの原因であるかもしれません。皆さんは、地下鉄の階段を、自信をもって駆け下りる事ができるでしょうか?混んでいる道を、格好良く、人をかわしながら歩けるでしょうか?
足の指、左右あわせて10本のうち、何本の指を、独立して動かす事ができますか?
足は、左右それぞれ26個ずつ、全部で52個の骨から形成されています。この数は、大人の全身の骨の約4分の1を占めます。この事から、足の動きがいかに、微細であるべきか想像がつくと思います。足で床に落ちているペンを拾えるくらい、柔軟である事が理想です。
靴を履いて、まるで石膏でできた固まりか何かのように、足を引きずって歩いている方を良く見かけますが、これでは、折角与えられた足の機能を活用していません。また、足つぼマッサージにみられるように、足裏に内蔵や感覚器官と直結した反射区というものがあります。
例えばコンピュータの使いすぎで目が疲れた時などは、足の人差し指と中指を軽くマッサージしてあげると楽になります。また、歩く事で足裏は、第2の心臓の役目をしています。足の裏が地面を押して離す動きが、心臓のポンプと同じような機能を果たす事で、足まで下りた血を心臓に戻しているのです。
昔から、健康に一番良いエクササイズが、どうして散歩なのか納得がいきます。