「立つ」と言う事を考えます。「立つ」とは、何でしょう? 貴方にとって「立つ」とは、どういう事ですか?
「立ち居振る舞い」という、便利な言葉があります。 これは「立ち方」 「居方」 そして「行動の仕方」という事ですが、総合してつまり「貴方の存在そのもの」、あるいは「貴方の人間性の象徴」と言う事になると思います。
その中でも、「立ち姿」と言うのは他の人への第一印象を与えるものであり、またいろいろな場における貴方の雰囲気を作るものですから大切です。
この「立ち姿」を支えるのは何といっても、「足」。 脚よりも足、つまり Foot。あまりこのFoot に 関する情報を聞きませんが、私はFoot、右と左でFeetが大切だと思っています。人間の身体の中で、「地に足をつける」ための最初の地面とのコンタクトは足の裏、Soles of Feet。 このFeetの使い方が悪ければ、その後どんなに骨盤を矯正しようが、背骨を矯正しようが、また元の木阿弥。家を建てるにしても、礎がしっかりしていなければ柱は真っ直ぐ建たないし、屋根だってきちんと乗せられないという事になるわけですから。
やはり「立つ」のに重要なのは、足、Feetなのです。
ニューヨークには、魔法使いのおばあさんの鼻のように曲がった、いかにも頑固そうな足の指を持った人たちが沢山います。 足の骨は左右合わせて52個。全身の骨の約4分の1の骨が、足に集中しているわけです。この片足26個の骨は、32もの関節を形成しています。 それだけ足自体の柔軟性が、心身の柔軟性やバランスをも支えているのです。 正しく立つ事は、人生の基本。
また、正しい足の存在は、正しい人生の方向指示器でもあります。正しく「地に足をつける」事を学びましょう。