いわゆる霊的能力という物を開いてからは、私の考え方や人生、そしてマキコメソッドは大きく変化していた。
ある時、良く来るクライアントのアストラル体を浄化するセッションをしていた。 このクライアントは、子供の頃から、いわゆる霊感の強い人だった。 そして神様は、私が新しい霊的能力を学ぶ場として、次から次へと彼女にメッセージを託して難題を吹っかけてくる。本人は、全くそれに気がついていないようだったけど。
っで、その日の課題は浄霊だと、私は思った。 いつも通り彼女をアストラル体の中へ導くと、さっさと心身の深い所に沈んでいった。 そして彼女の憑依している霊と思われるエネルギーと交信しようと試みた.
霊と交信というのは私の場合、実際人間の言葉を使って、クライアントにも解るように話をする事と、彼らが送ってくるエネルギーを感じ取る事、いわゆるテレパスの二つがある。
テレパスの使い方を知らなかった時は、言葉で全部話していたが、人間の言葉で現せない感覚もあるので、両方使えるようになったのは便利だった。
彼女の顔の前に、霊ならぬ何か本人のエネルギーでないものを感じる。てっきり霊だと思って話しかけたけど、なかなか反応してくれない。 っで、チラッと私の方をみてニヤニヤしている。 これは新型の霊かなあ? 「お名前は?」と、いつものように尋ね、しばらく待つ。 「名前?・・・・」と彼(この後彼の言葉はブルーで、表示)。霊とはかなり違う雰囲気である。 もう少し明るいっというか、ヒョウキンというか、ポジティヴな雰囲気である。
「何方ですか?守護霊さま?神様?」「・・・・んん、まあそんな感じかなっ」
「?????そんな感じって、どんな感じでしょう?」
「いつからそこにいるんですか?」 「いつからって、この寝てる人(私のクライアント)が、この世の生まれた時からかな」「ええ?この世に生まれた時って事は、彼女の魂が生まれた時からって事?」「うん。そんな感じだ」
これって、「神との対話」* みたいじゃない? これは、私にとっても初めての体験。
「どうして出てきたのですか?」 「どうしてって、君が呼んだからじゃないか・・・」
「私?私、呼びました?」 私は心の中で、どうやって呼んだんだろうっと必死に思い出す。 っが、全く記憶も意識もない。まあ、いつものように、そのうちわかるかな。
「それで、何か仰りたい事でも・・・?」
「んんん、この寝てる人は、もっと自分を見なければいけない。」
「はあ・・・それは、私もそう思いますが、・・・・ R子さ~ん、聞こえてますかあ?」
と言っているうちに、その方はどこかへいなくなってしまいました。 ついでに顔の前についていたもう一つの黒っぽい影、(憑依霊だったと、確信しています。)も、いなくなっていました。
というように私の場合、いつも突然、全く処理の仕方を知らないはずの事が起ります。
宇宙人や、クライアントのお祖母さんが、チャネリングしてきたりと、クライアントにメッセージを持ってくる人がいろいろな形なんです。 そして何故か、「なんだこれは?」と驚くと同時に、処理といっては何ですが、扱い方とか、交信の仕方とかを知っている自分が自分の中に存在する事に気がつかせられるんです。
私の新し物好き、好奇心旺盛が手伝って、今のところ恐ろしい事になった事は一度もないです。 神様に守られているなあっと、いつも感謝しています。